YAMAHA プリアンプ C-2aの修理 続編

おはようございます。Tomです。今日の記事は、前回途中で部品待ち状態で中断していたC-2aの修理です。ヤフオクで落札したC-2aのコンデンサキットが今週水曜日に届きました。修理したい気持ちを抑え、土曜日(本日)迄待ちました。昨日の夜中に眼が覚めて、早く修理したくてうずうずして、なかなか眠れませんでした。なんか修学旅行の前日のようでした。朝4時になったので、もうだめだ起きよう!と起床。早速修理に取り掛かりました。

1.ヤフオクで落札したコンデンサキット
  この出品者は、結構親切でした。電解コンデンサの他に部品ナンバーと部品リストそして、半固定ボリュームも付いていました。

2.部品の状態
  部品は、大きくメイン基板、電源、オーディオ部と分けて袋詰めになっていました。なんとうれしいことですね。そして、電解コンデンサは、結構高級品でした。


3.早速交換。
  約30個の電解コンデンサを一個ずつ交換しました。実は部品リストに部品ナンバーは書いてあったのですが、肝心の基板には部品ナンバーが印刷されていないので、あまり意味がありませんでした。またせっかく袋に分けてあったのですが、別の袋に入っていたりして、逆に混乱しました。
とにかく交換終了。



役目を終えたコンデンサたち

4.基板のフラックスをアルコールで拭く
 基板のフラックスは、結構年代物なので、アルコールとブラシで洗浄しました。
 こうすると、次工程の半田ショートチェックでも見やすくなります。

5.半田ショートのチェック
 ルーペを使用して、半田付けの状態と半田ショートなどを基板全体チェックします。
 本当は、もう一度半田付けしなおしたかったのですが、基板が年代物なので、はがれやすくなっていて、逆にパターンを壊したら何にもならないと思い、諦めました。

6.電源ON
 半田ショートが無かったので、次は火入れ式。コンデンサの極性をすべてチェックして電源ON!・・・・・・・・・・大丈夫です。

7.次は、動作チェックです。いきなりオーディオシステムに組み込む自身がありませんので、まずは入力はiphone、出力は、PCのスピーカーのアンプに繋げました。こんなときiphoneは便利なんだなあ〜。プリアウト、RECアウトともに正常です。

8.掃除
これで中身はリフレッシュ!あと10年はかるく持つと思います。
組み立て開始。せっかくですから概観も綺麗にしましょう!

9.仕上がりはこんな感じ
これで、今日からレコードも聴けるね。音もひと皮剥けた感じです。