洗濯機の修理 その2

こんばんは、Tomです。今週は、修理が思ったように進まなくて、ちょっとブルーな気分です。
実は、先日修理した洗濯機は直っていませんでした。Vベルトを交換し、テンションもキッチリ張り、試運転して静かに回っている事を確認したのですが、次の日の朝、洗濯機がが脱水をはじめると、いつもの様に『ギャー、ギャー』というような音を出出し始めました。ガッカリやはりダメか・・・。でもTomは挫けません。一応、修理の手順は考えていて、前回のベルトで直らなければ、モーターのベアリング、そうでなければ、洗濯槽に回転を与えている電磁クラッチユニットという様に難易度が低い順から攻めてたからです。

1.メーカーに訊く。
さて、Vベルトではなかったので、次の確認はモーターのベアリング。ます、修理をする前に、モーターのサービスパーツの価格を訊く事にした。なぜなら、洗濯機といえばモーターがメインの製品なので、パーツ代が高そうだからだ。もし、高かったら、新しいのを買おうと決めていた。
会社の昼休みにサービスセンターに電話し、日立のNW-8S2のモーターはいくらするのかを尋ねると、回答は・・・・『この製品のサービスパーツは打ち切りとなっており、在庫もありません。』というものであった。なんと、確かに、この洗濯機を買ったのは、新築の後2年位したときであった。すると13年くらい前か。私もメーカーの人間なので判るが、通常その製品が製造打ち切りとなってから7年間はサービスパーツは保証される。でも、すでに13年経過であれば製造打ち切り後少なくとも11年は経っていると思われるので、これは仕方ないと思った。

2.帰宅し、夕食後修理に取り掛かる。
先日と同じ様に、また洗濯機を横倒しし、作業に取り掛かった。今日は、作業性を考えラチェットレンチを持ってきた。今回はモーターのベアリングの磨耗かどうかを見るためにモータをはずし、それに潤滑油を塗布して変化があるかどうかを見るのが目的である。
まず、モーターをはずす。

3.モーターのプーリーをはずす
次に、モーターの軸からプーリーをはずすのだが、これが結構大変であった。なぜかというとモーターの軸を固定するのが結構難しく、ナットも結構硬いからだ。

4.モーターの軸だけになった
それでもいろいろと工夫して、何とかモーターの軸だけになった。

5.軸受け部に潤滑剤を流し込む
軸受けとなるベアリング部に、スプレー潤滑剤を流し込んだ。本来は、ベアリングを交換するか、モーターを交換したい所であるが、モーターの交換部品がないので仕方が無い。

6.組み付け
全てを組み付けて仕上げる。

7.走行テスト
さあ、走行テストだ。これで音が無くなればモーターベアリング。在庫とは無いので、グリスなどの潤滑剤を定期的に塗布し、馬鹿にしながら使い続けるか、買い替えしかない。
もし、これで音が出るようなら、別の原因だ。
脱水の回転ON!・・・・・徐々に回転が速くなる。しばらくすると『ギャーギャー』と音がし始めた。直っていない・・・。違う場所が原因である。うれしいやら、悲しいやら。