SA-910の修理 −その17−

おはようございます。Tomです。週末は、娘にこの部屋を乗っ取られたため修理が出来ませんでしたし、月曜日は出張でしたので、暫く修理はお休みでした。その間、フィルムコンデンサが届きましたので、早速修理再開です。

1.届いたフィルムコンデンサ

 最近の積層セラミックコンデンサは、周波数特性が良いので、そのままでも良かったのですが、やはりフィルムコンデンサを使用したかった。それだけの理由で、今回はコンデンサを交換します。当然、問題の無かったRチャンネルの電解コンデンサも交換します。

2.取り付けた様子

 このコンデンサは、結構狭い場所にある為、取り付けが大変です。基板の接続がラッピングではなく、コネクタ接続なら、どんなに作業が楽か・・・・。

3.取り付けてSWオン!

 またトラブルです!左側から音が出ません。オシロスコープを当てると、ファイナルの前段の出力が、+42Vになりっぱなしです。何があったのか??また混沌とした日々が続きそうです。トホホホ・・・・。


<追伸>
今、会社の昼休みに書いています。今朝、上記のブログの記事を書いてから、パワーアンプヒートシンクを外し、基板の再半田付けを実施しました。理由としては、今回の部品交換で壊れる理由が無いからです。再半田終了後、ヒートシンクを取り付け、再度スイッチオン!  
結果、ファイナルの前段の信号は正常化し(+42Vは無くなりました)、左右からきちんと音が出るようになりました。
めでたし、メデタシ。
明日は、ファイナルの取り付けとなります。