KAIRNの修理 −その12−

おはようございます。Tomです。今日の修理もいつものように4時起きで実施しましたが、結論から言うと、収穫無しです。

今日の実施事項は、昨日の状態で、バックアップしている時のVccの電圧が、3.6Vをキープしていたり、中途半端な電圧(1-2V)になってしまう現象があり、それを観察することにしました。

1.中途半端な電圧を断ち切らなければ・・・

 現状は、電源オフの時に1〜2Vまで電圧が引っ張られます。これは変ですね。そこでバックアップ電池付近の1kΩの抵抗以降を断ち切るとちゃんと電圧が確保される事を確認し、その上でコントロール基板上の昔の不要なパターンを断ち切りました。
しかし、結果は変わりません。

2.バックアップ電池の電圧に違いが・・・・
 CPUのVccにプローブを当て何度も電源をON/OFFを繰り返してみると、たまに電圧がキープされる時があります。これは、なにに違いがあるのか?とても不思議です。
(すみません、オシロのGNDレベルが少しずれています。)
 

3.さらに観察すると
  Vccは、電源OFFと共に徐々に電圧が降下し、一旦1〜2Vまで落ちてゆきます。その後、20秒ほど経つと、電圧が3.6Vまであがる場合と、そのままの場合が有るようです。


4.クロックはどうなっているのか?
 クロックを見てみると、電源OFFのあと徐々に振幅が小さくなりますその後発信が止まってしまう場合と、20秒ほどキープする場合があり、20秒ほどキープした時は、最終的に”H”に、キープできない場合は”L”で終了します。
 1)電源ON時のクロック

 2)電源OFFから十数秒間のクロック(まだ発信している)

 3)Hで終了する場合

 4)Lで終了する場合


5.Vccの最終結果はクロックの結果と相関があった。
 上記の状態で20秒キープした場合は、Vccは3.6Vに戻り、クロックがLとなってしまっ
た時は、Vccは1〜2Vに落ちてしまうというように、状態に相関がありました。しかしそれがどうしておきていまうのか?判りません。


今日はここまでです。
本来、バックアップしているのですから、電源をOFFしてもVccは3.6V以下にはならないと思いますが、その辺が判りません。トホホホ・・・・・