プリンタ環境は、何とかごまかしました。

おはようございます、Tomです。先日から手がけているプリンタの修理ですが、この三連休は、東京からお客様がお見えになり、中断しています。まあ、それだけでなく、電源が入らないと言う故障は、そろそろ、お陀仏のようです。まあ、気長にやってゆくしかないと思っています。
これまで、中国から帰ってから、2台のキャノン複合機を1000円でジャンクで落とし、修理再生して、3年は使用しています(1台は、Tom、もう一台は娘のところで使用中)ので、まあそろそろ買い換えてもという感じはしています。
そんな中、昨日は急に山形の娘の所に行く事になりました。そう言えば、娘はCDにダイレクトプリントはしませんので、先週木曜日からK's電器で9980円で販売しているMP-5130を娘に買ってやり、娘が使用中のMP-780を持ち帰れば、全体の投資は、9980円で済んでしまいます。そうか、その手で行こう!と言う事で、K's電器の開店に合わせ家内と家を出発。お店の開店と同時にプリンタコーナーへ。何とか残り数台のMP-5130をゲット。

http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/allinone/mg5130/index.html
娘のアパートに到着し、娘に新しいプリンタをプレゼント。

そして、娘に、私のプリンタが故障し、MP-780を持ち帰える話をした所、娘曰く『丁度良かった〜。最近、このプリンタ故障したみたい。電源が入らないんだ。』Tomは、『ゲゲッ』とした。若しかして同じ症状じゃないの?と思って電源コードを繋いで見る。確かに電源ランプも何も光らない。でもスイッチを押すとなんか遠くの方でカチカチと音がします。そこでスキャナを持ち上げてみると、スキャナと操作パネルのリボンケーブルが外れていました。また修理かよ〜。

さあ、今日のテーマは、MP-950ではなく、まずはMP-780の修理と動作確認です。Tomの予測では、スキャナと操作パネルのハーネスを取り付ければ完了という感じです。

1.状況確認
 さて、まずは故障の状況確認です。スキャナを持ち上げてみると、リボンケーブル2本と、4Pくらいのハーネスが外れているのが確認できます。なんでこんな事になったか、わかりました。私がこのプリンタを修理し、組み立てる時に、ストッパーを付け忘れたのです。そのため、娘が先日インク交換をしたときに、スキャナをガバッと持ち上げたのでしょう。当然と言えば当然。

 

2.修理開始
 そうとなったら、とにかくハーネスを取り付けて動作を確認するのみです。リボンケーブルが切れていないことを祈ります。

 1)側面カバーを外す
  まずは、ビスを3本外し、側面の外装カバーを外します。この機種は、以前徹底的に分解したので、バラシ方も少し記憶にあります。側面カバーを外すと、その下にはすぐにメイン基板が見えてきました。

 2)ADF(自動原稿送り装置)を外す
 スキャナの上に乗っかっているADF(オートドキュメントフィーダー:自動原稿送り装置)を外す為に、基板上のADFハーネスを外します。


 3)メイン基板に再度ハーネスを挿入
  ADFを外すとスキャナだけになり、かなり重量も軽くなって作業がしやすくなります。次は、スキャナのヒンジがはずれていますので、それをセット。その後、リボンケーブル2本、4Pコネクタ1本、GND線1本を上部カバー穴から通し、メイン基板に挿入。


 4)電源ON
  電源ケーブルを差込動作確認です。電源ケーブルと差し込むと、いきなり初期動作に入りました。なんか行けそうです。一通りイニシャル動作が終了した所、正常に立ち上がりました。

これで復活です。サプライは、MP-950と共通ですし、バックアップパーツは、中国で使用していたMP-790が控えていますので、大丈夫です。これで当分使用可能ですね。

しかし、ちょっと問題が生じました。
そう言えば、MP-780のCDプレートは、先日ゴミの日に捨ててしまいました。
また、MP780には、ドライバCDが無かったので、ネットからドライバをダウンロードするにしても、肝心のCDダイレクトプリントのユーティリティは付いて来ないので、MP950のもので代用可能かどうかが判りません。これは少しずつ整備してゆきましょう。