TR-9000のメンテナンス

おはようございます、Tomです。昨日の会社の帰り道で、無線のお友達と繋がり、NanさんとSugiさんから無線機のプリアンプの修理と、2mオールモード機のメンテナンスの依頼を頂きました。

2つの機器の症状としては、下記の通りです。

 1)HF帯プリアンプ(写真向かって右)
   電源が入らない。

 2)TR-9000(写真向かって左)
   長い間通電していないので、動作の確認。

そこで、Nanさんには申し訳ありませんが、まずは動作するかも知れないという簡単な方のSugiさんのTR-9000からメンテする事にします。

1.まずは、お掃除から
 機器をメンテンスする上で欠かせないのが、まずは簡単な清掃からです。いつもの様にマジックリンと歯ブラシを用いて、無線機を綺麗にしてあげます。

 1)本体の清掃

 2)マイクケーブルの清掃

2.電源の確認
 12Vの安定化電源を接続して、電源が入るかの確認。問題ありません。


3.メイン/サブチャンネルの切替と受信
 電源がちゃんと入るようですので、次はメインとサブチャンネルの受信の確認です。
 別の無線機から送信をして受信を確認しましたが、問題ないようです。

4.送信のチェック
 最後はアンテナを接続して送信のチェック。送信もOKですし、Hi/Lowの切替も出来ています。ただ、一つおかしいのがSWR計のパワーのレベルが上がらない事。でもこのSWR計は接触不良でうまく動作していない事は判っています。(本当はこちらを先に修理しなければならない(笑)。)

そんな訳で、今のところ、TR-9000は壊れていないようです。Sugiさん良かったね。