AMECO製 HF帯 プリアンプの修理

おはようございます、Tomです。本日は、昨日に引き続き無線関連の修理です。今日の修理は、お友達のNanさんからの依頼でAMECO製HF帯プリアンプです。

故障の症状は、電源が入らないと言う事。さて、今日の修理はどうなりますか。

1.電源の接続を行う。
 まず、このプリアンプはACアダプタで動作していたらしいのですが、電源がありません。そこで、適当なアダプタのプラグを探して、電源を供給する事にしました。

 1)まず、ケースを開けます。
  

 2)ACアダプタの極性がどちらかを確認します
  

2.次に電源の供給はどの様になっているかを確認します。 
 

 1)電源SWをオンする前

 2)電源SWをオンした後

 スイッチを入れると、電源が落ちてしまいます。幸い大きな電流は流れていないようです。

2.電解コンデンサを交換する。
  これは、電解コンデンサが怪しいですね。基板には220μFの電解コンデンサと1μFの電解コンデンサがあるようですが、まず電源部の220μFの電解コンデンサを交換してみます。

前回の『部品を整理する』で各種部品を整理しているお陰で、いつでも部品がストックされ、すぐに取り出せるのは、非常にありがたいし、時間のロスもなくなりますので、非常にいいですね。

1)部品が常時ストック、そしてすぐに取り出せる。

2)220μFの電解コンデンサを交換する。

3.電開コンデンサを交換し、電源スイッチをON
 電解コンデンサ220μFを交換後、電源スイッチをON! 
 うまく行きました。


今日は時間がありませんが、明日はせっかくですから1μFの電解コンデンサも交換し、清掃して仕上げたいと思います。