ポケットガイガーの製作 −その2−

おはようございます、Tomです。さて、ポケットガイガーの製作は本日で2日目です。昨日は、組み立てて、ブログに記事をアップしたところで時間切れとなってしまいました。大変申し訳ございません。

実は、ハードが出来たのでiphoneのアプリをダウンロードしようとした所、iphoneのOSのバージョンが古いと言われてしまいました。Tomのiphoneiphone4であり、4Sではありません。iOS5.0がリリースされていますが、むやみにバージョンを上げて動作が遅くなるリスクは避けたいと思い、まだバージョンアップは控えていたのです。でも、このソフトを動かすためには必要ですので、iOS5.0をダウンロードしていました。そんな事をしていたら時間が経ってしまったと言うわけです。
さて、本日は昨日の続きを報告しましょう!

1.ポケットガイガー本体にカバーを付ける。
 まず、これから放射線を測定する上で、ポケットガイガー本体にカバーをつけます。これは、屋外で放射線を測定する場合、土の上に本体を置く事もあると思います。そんな時放射線の高い土が本体に付着してしまうと、その後正確な測定が出来なくなる為です。Tomはポケットガイガーのカバーにパーツの袋を用いました。理由は、①袋の厚みがあり、耐久性に優れる。②袋の大きさが丁度よい。③ストックが沢山ある。④ジッパーがついているなどなど・・・。
 
 1)本体を袋に入れジッパーを閉める

 2)ジッパーが出来ないところは、セロテープで止める。

2.ポケットガイガーのソフトをダウンロードする。
 さあ、ハードウエアの準備が整いました。いよいよソフトのインストールです。iphoneのアプリストアで『ポケットガイガー』というキーワード検索をしますと、下記のように2つのアプリがヒットします。一つは、無料版の『Lite』、そしてもう一つは製品版(600円)の『Pro』版です。通常の放射線を測定するだけなら、Lite版で問題ないのですが、好奇心旺盛なTomは、『Pro』版もダウンロードして両方インストールしてみました。

3.アプリを使用してみる。
 1)ポケットガイガーLite版
 下記がポケットガイガーLite版の画面です。スタートとストップそしてマイクロシーベルトと1分間の放射線の数を表すCPMのみの表示です。これだけで充分に放射線量を測定する事が出来ます。


 2)ポケットガイガーPro版
 こちらは、600円のアプリですが、Lite版と比較すると、とても機能が多いです。
 表示グラフも、オシロスコープモード(リアルタイムに信号が見える)、CPMモード(入ったパルスがグラフ化される)マイクロシーベルト測定グラフ(時間と共に平均値が下がる)など様々な機能があります。これぞ、市販品にはないiアプリの良さです。今後機能が追加されたとしても、ソフトをアップグレードすれば良いので、初期投資600円は安いものでしょう。

ユーザーズマニュアルは、下記の通りです。
http://www.radiation-watch.org/p/users-manual.html

4.実際に計測して見る。
 現在、朝の6:15です。外は薄暗くとても寒い朝ですが、早速計測してみます。
 下記に、以前ガイガーカウンタを借りてきて測定してきた時のデーターも写真と共に併記します。前回とどれほど違うかを見てみましょう!
<前回の測定記事>
http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/searchdiary?word=%2A%5BTom%A4%CE%A5%B5%A5%D0%A5%A4%A5%D0%A5%EB%A5%E9%A5%A4%A5%D5%5D

 1)池の前
  <前回のデーター>
  結果:0.52μsv/h×0.77=0.40μsv/h

 <今回のデーター>
 たった一回で2分間の計測ですが、以前の0.40μsv/hに対し、今回は0.30μsv/hとかなり近い数値。


 2)アプローチ練習場の木のそば
 <前回のデーター>

  結果:0.48μsv/h×0.77=0.396μsv/h

 
 
<今回のデータ>前回のデータ0.396に対し、今回のデーターは、0.43μsv/hでほぼ同じ数値です。

『感想』
実際に測定して思いましたが、この計測器は使えそうです。しかも、いつ放射線が飛んできたのかが判りますので、とても判りやすいですね。今度の休みに家の周りを測定してみます。これは楽しみになってきたぞ〜。