デジタルアンプの聴き比べ

おはようございます、Tomです。昨日は仙台で飲み会があり、帰宅したのは午前0時でしたが、頑張って起床したら午前4時。休みの日は、早起きできるんですね〜。しかし、今週は寒い。この寒さ、何とかして欲しいです。

さて、今日の記事は、先般、雑誌『Stereo』の1月号にLUXMANのデジタルアンプが付録で付いて来た事をお知らせいたしましたが、その続きで、また別のOPアンプを付けて見たというお話しです。

今回ご紹介するのは、アナログデバイスのAD8620という物で、国内ではなかなか手に入らないOPアンプですが、結構特性値が宜しいと言う事で、会社の方から、例のデジタルアンプごとお借りしました。下記の写真で、カバーがついているものがそれです。
データシートは、下記をご参照ください。
http://www.alldatasheet.jp/view.jsp?Searchword=AD8620

このOPアンプは、フラットパッケージしかないため、ICソケットとの間に下駄基板をついて、はじめて装着できます。
装着状態は下記の写真をご覧ください。

MUSEs01の装着状態


AD8620の装着状態


さて、実際に音を聴き比べてみましょう!

入力ソースは、この間ご紹介したCDです。
http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20120111/1326254375

それをDCD-3300でPLAYし、それをデジタルアンプで鳴らしてみます。スピーカーは例のTomオリジナル(自作)のスピーカーです。簡単に言うと、先日OPアンプを差し替えて聞き比べした環境とほぼ一緒の状況です。

まずは、MUSEs01から聴いてみましょう。もともとこのCDは録音が良く、シャキッとしていますので、とても聴き易いですね。奥が深く高音まで爽やかに鳴っています。でも、少し低音が物足りない事、そして定位が少し悪い事が気になります。

そして次は、AD8620です。非常に癖がなく、MUSEs01で気になった定位は、センターにはっきりと位置し、低音もしっかり締りのある音になりました。これはすごいですね。


昔は、レコードでしたので、カートリッジを交換すると音の違いを楽しめました。でも今は、CDプレイヤーなので、こう言ったアナログ部のOPアンプを差し替えることでしか音の違いを楽しめません。とても残念ですが、これもこれで楽しいですね。
TomもこのOPアンプが欲しくなりました。