クリスキットの基板を使ったパワーアンプの製作 ―Final―

おはようございます、Tomです。本日から3月になりました。今日も寒いですね。冬将軍の勝ちです。いつになったら春ちゃんが勢力を強めるのでしょう?春が待ち遠しです。

さて、昨日で、アンプの中身が出来ました。今日は、外観を仕上げて最終回となります。

外観を仕上げると言っても、それほど変更できる箇所はありません。やはり気になるのはフロントマスクですね。良いアンプは、見た目も大事です。

これは、もともとのSONYのアンプのマスクですが、このままでは、あまりにもかわいそうです。

それから、不要なボリュームやロータリースイッチも本当は出したくありませんので、ここをなんとかし、少しだけ高級感を出しましょう。

1.アクリル板を購入
 高級感を出す。と言っても結構それは難しい事です。私は、このアンプを製作して、最後の調整段階に入った時に、先日、お友達のkamaさんがアンプの製作の時にスモークのアクリル板を付けていたことを思い出しました。このアンプのパネルは、ちょうどアクリル板が取り付く厚みがあり、如何にもそこにアクリル板を取り付けて欲しいと言わんばかりです。そこで、DIYにてアクリル板を購入しました。

2.アクリル板のカット
 アクリル板は、専用カッターで切断すると、嘘のように綺麗にカットすることができます。


 取り付いたイメージはこんな感じです。なかなかでしょう?


3.パイロットランプのハウジング除去
 アクリル板を取り付けるためには、面がフラットでなければなりません。ところが、このフロントカバーにはパイロットランプのハウジングがありますので、これは頂けません。
そこでこのハウジングを取り除きます。

4.電源スイッチの部分の加工
 電源スイッチの細穴加工は結構大変です。

 1)両端を穴あけ
   まず、ドリルで細穴の両端に穴を開けます。 
 
 2)カッターで溝を切る
  その後、カッターで穴の両端に溝を切ります。

 3)出来上がり
  出来上がりました。残念ながら一ヶ所誤って傷を付けつけてしまいました。残念。

5.本体のボリューム、ロータリースイッチを取り除く
 不要なロータリースイッチとボリュームを取り除きます。

6.パネルの目隠し
 パネルの文字がやはり透けて見えますので、アクリル板の下に、下記のような切り絵に使用する色画用紙をアクリル板と同じ大きさに切りました。色は、黒と黄土色を検討しました。写真は黒ですが、黄土色のほうが購入間が出るので黄土色を使用しました。

 

7.アクリル板の取り付け
 アクリル板は、高級感を出すために、六角ボルトを使用します。

  

 パネルの四隅(縦横10mm)の部分にパネルと一緒にドリルで穴あけを行います。
 

8.パネルを取り付け 完成! 
  パネルを取り付け、カバーを取り付けると完成です。どうです?カッコ良くなったでしょう?

【Before】

【After】