一日入院してきました。

こんにちは、Tomです。宮城県は、昨日の午後から雪に見舞われ今朝は10cm程雪が積もりました。また冬に逆戻りですが、今日の日中は、比較的暖かい日でした。

さて、昨日、面白い体験をしてきました。何かというと、『無呼吸症候群』の検査で一日入院です。今日は、その話題です。

1.無呼吸症候群の始まり

実は、私は、上海単身赴任時代、毎日の不摂生が祟り、体重が今より10Kg多く、夜中に無呼吸で、苦しくて目が覚めるという事がよくありました。

こんな異国の中国上海の部屋で一人死んでいた・・・では済まされないと思い、当時上海の日本人病院に行きました。

ところが、そこでは無呼吸症候群の検査をする設備がないので、『日本に帰った時に検査してください。』と言われました。
そんな事言われても、帰るまでに死んではいられないので、無理して1ヶ月で10kg痩せた所、無呼吸も正常に戻りました。

2.無呼吸症候群の再発

帰国してからも体重を維持している為、しばらく無呼吸とは関係ない生活を送っておりました。

ところが、先日脂肪腫の摘出手術で入院した時、無呼吸が見つかってしまったのです。
首の後ろに出来た脂肪腫を摘出手術をするためには全身麻酔をかけます。しかし、全身麻酔をかける場合、無呼吸の人は、麻酔がかかっている時に無呼吸状態になると非常に危ないので、手術の前日に簡易検査があったのです。

結果は、『黒』でした。
退院の時、無呼吸の検査設備のある耳鼻科で検査をしてくださいとの指示があったのです。退院の当日、紹介された耳鼻咽喉科の医院に直行。この医院は最近出来た耳鼻咽喉科の医院で、まだ若い女性の先生で、設備もきちんとした耳鼻科です。そこで、気道の検査をしてもらったら、私の鼻の出口の気道は、通常の人の半分で非常に狭いとの事。その為、無呼吸になりやすいそうです。やはり、念のため1日入院をして、検査をするので予約をしました。

3.いよいよ入院

昨日は、いよいよ検査のための入院の日となりました。
会社を3時に切り上げ、自宅に帰り、シャワーを浴び夕食を食べて、夕方5時半に耳鼻科に行きました。
受付をした後、2Fの病室に案内され、いよいよ入院です。入院と言っても、一晩センサーをつけて寝ているだけの検査入院なので、病室もこの様にまるでビジネスホテルの様な病室でした。

4.センサの取り付け

さて、夕方6時。パジャマに着替え、センサの取り付け開始。

センサは、足のスネに2箇所(左右で4ヶ所)、お腹に1ヶ所所、胸に1ヶ所、そして耳に、2ヶ所、コメカミに2ヶ所、頭に10ヶ所以上、鼻、口等など、合計体に30本位のセンサが取り付けられました。
そして、最後にハーネスが取れないように、頭の上からスッポリとネットと被せられ、顔と耳の部分だけハサミでカット。まるでサイボーグです。(本当は写真に撮りたかったけど・・)
センサハーネスは下記のインターフェースBOXに接続され、別室のPCに接続されるとの話でした。

これを取り付けて、チェックをするだけで1時間半ほど掛かりました。寝る前にトイレに行くのですが、その時には、このインターフェースBOXとハーネスをつけた状態でトイレまで行くのです。こんな格好をほかの人には見せられませんね〜。

5.就寝

7時半から本など読んで、眠くなった所で8時に就寝です。カンタンカンタン。
しばらくして、目が覚めました。だいぶ寝たんじゃないの?もう2時頃かな?と思って時計を見たら、なんとまだ11時半でした。

部屋が暑くて、口も乾いたので、起きてしまったのです。無呼吸で苦しくて起きたわけではありませんでした。当直の方を呼んで、インターフェースBOXを外してもらい、トイレに行き、水を頂きました。

6.眠れない夜中

大変だったのはこれからでした。暑いのと、空調の音がうるさいのと、風が動くので乾燥して眠れなくなりました。室温は下げてもらえましたが、やはり中々眠れません。眠れないと検査は出来ないので、気持ちは焦るばかり・・・焦ると余計に眠れなくなります。

7.朝を迎える・・・・/(-_-)\
結局、朝まであまり寝れなかったと思います。でも、8時から11時半迄データーは取れたのでまあいいか。
5時半に起床して、6時に退院してきました。疲れた検査入院でした。
結果が出るのは、2週間後です。