デジタルアンプの修理

おはようございます、Tomです。また今日も少しですが雪が降ってしまいました。今年の春は、かなり遠い様です。花粉にはとても良い春ですが・・・。

ところで、昨日は、リビングにPS3のセッティングをしました。しかし、セッティング途中、デジタルアンプのフューズが飛びました。その後フューズを交換し、CDプレイヤーに繋いで確認したのですが、最終的にPS3をつないだ途端フューズが飛びました。これは何かある?という事で、このアンプのフューズが切れる原因を追求し、修理したいと思います。

1.GNDの確認
 フューズが切れた時、ちょっと気になることを思い出しました。カーステレオなどのアンプは、電源のGNDに対しスピーカーのGNDが浮いている事があります。もしかしてこれと同じなのでは?そこで、電源と入力と出力のGNDの抵抗値をそれぞれテスターで計りました。


2.調査結果
結果、やはりスピーカーのGNDは、電源のGNDから完全に浮いていて、2KΩもありました。

写真は、スピーカーの出力の基板のパターンですが、これを見ても、GNDから浮いていることがわかりますね。筐体も浮かす必要がある様です。


3.入力のGNDを筐体から切り離す 
 デジタルアンプの入力は、筐体についているピンコネクタですが、このピンコネクタのGNDを筐体から浮かすことにしました。浮かすといっても非常に難しいので、直接ピンケーブルを半田付けすることに。

4.修理完了
GNDを分離して、修理完了。最後はCDからの入力を入れ、スピーカーを繋いで確認しました。もう大丈夫でしょう。