BEHRINGER デジタルイコライザ(DEQ-2496)の修理  ―再び―

こんばんは、Tomです。本日は休みなので、夜に記事を書きます。

さて、先日BEHRINGERのデジタルグラフィックイコライザ(DEQ-2496)を修理しました。意外と簡単だったのでラッキーと思っていたのですが、その後、すぐにバックライトが消えてしまいました。やはりどこかの接触不良なのでしょう。

1.外からショックを与えてみる
  外からショックを与えてみました。すると、案の定再び光るようになりました。でも、このままでは、また光らなくなります。

2.早速バラシ 
 やはり、バックライトがつかないと操作が出来ないので、早速バラシを行いましょう。
 バラシの工程は以前の記事をご参照ください。

3.液晶ディスプレイのコネクタ接触を確認する。  
 液晶ディスプレイのコネクタの部分を指で押して、接触を見ます。するとコネクタの部分の半田箇所を指で押してみます。すると、バックライトがチラチラすることが判りました。つまり半田の不良なのかもしれません。

4.コネクタのハンダ付けを行う
 コネクタの部分の古いはんだを吸って、新しくハンダ付けを行いました。ハンダ付けのあと、ルーペでパターンのショートを確認し、スイッチオン!
 ところが、今度は、バックライトが消えてしまい、うんともすんともならなくなりました。

5.高輝度LEDをかざしてみる 
 その後、何をしてもバックライトが光らなくなりました。どうしたんでしょう?
これには困りました。そこで、なんとか代替手段を考えました。それは、以前無線機の液晶のバックライトを白色高輝度LEDで対処したことがありましたので、この液晶も横からLEDを当てると見えるようなるのかも?

そこで、高輝度白色LEDをかざしてみました。しかし、結果は残念なことに。
横からLED照射しても、全くどうしようもない事が判りました。やはり、バックライトを修理する必要がありそうです。

6.GNDの配線パターンの確認
 再ハンダをしたのに逆に悪くなるとは・・・・なぜでしょう?想定外でした。おそらく半田不良というよりは、パターンが切れているのかもしれません。GNDをテスターで確認してみると、パターン上のGNDがうまくコネクタにつながっていない事が判りました。
そこで、GNDが繋がるよう何度か再ハンダしてみると、見事バックライトが点灯しました。

7.バックライトは直ったけど・・・・
 バックライトは直りましたが、弄っているうちに液晶の何ラインかが接触不良となり、スジが出るようになりました。

なんとか直りましたが、本日の結果はイマイチでしたね〜。でも使用できるようになったらまあいいか。