最近、リシアルケーブルに興味津々

おはようございます、Tomです。段々暖かくなり、スギ花粉の量も増えているようです。昨日まで『今年は、花粉をあまり感じないなあ〜。体質が変わってしまったのかも?』なんて、高をくくっていました。ところが、深夜寝ている時に、急に鼻がツーンとして、何度もくしゃみが....。『ついに来たか〜!』と思いました。そして、今朝早起きするときにも、くしゃみがでて、鼻を擦ったら、鼻血も。これはホンマもんです。気をつけねば。

さて、先般のIC-756の修理の一環で、Tomはすっかりシリアルケーブルに興味を示してしまいました。
USBからRS-232cへ変換するICやケーブル、そしてそれをTTLに変換するレベルコンバーターICや簡易な回路、そして、携帯電話のシリアルケーブルなど、今迄、単にシリアル通信ケーブルだと思っていたモノの中に、ちょっとした回路が内蔵されていたりして、新たな興味が引き出されたわけです。

そして、IC-756もきちんとコントロール出来てバンバンザイな訳ですが、まだ解決していないのが、携帯電話のシリアルケーブルの問題。なんとかならないのか、探していたら、ヤフオクで78円でUSB⇔auCDMA)のケーブルが出ていたので、即決しました。送料を含めても200円程度。この安さで、ケーブルを作ってあげたいと思い、早速情報を収集しています。

1.昨日届いた78円のauのシリアルケーブル
 これが、昨日届いた78円(送料160円:送料の方が高い)のケーブルです。

2.コネクタをバラす
 早速コネクタをバラして、中を確認してみます。Tomの予測では、この中にPL-2303の様な、USB⇔シリアル変換ICが入っているはず。でも、このコネクタは少し小さいのでちょっと感じが違いますね。入っているかな?

3.コネクタの中は?
 コネクタの中は、単なるケーブルの配線だけでした。やはり、このスペースに入れ込むのは大変なのでしょうか?

4.CDMAのコネクタのピンアサイ 
 ところで、CDMAのコネクタのピンアサインを先日から探していますが、下記の情報しかありません。探すのが下手だからかかな?いくらキーワードを変えて見ても、情報が少ないのです。
Tomが探せたのは、こんなレベルでした。
http://www.naxnet.or.jp/~masafumi/pin.html
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011973/prg_keitai1.htm

5.実際のコネクタは?
 私もiphoneを使用する前は、auの携帯を使用していたので、なんとなくわかるのですが、上記のリンクのコネクタは、一世代前のもので、下記のケーブルは、その後のケーブルになっていると思います。
上記では、18ピンですが、この写真では、かなりの接点になっています。ところが、接続は、9ピンで、なんとも不思議。

6.配線は結局4本
 このコネクタへの配線は、結局4本なので、下記の想像が付きます。
 ①赤の線が、電源
 ②黒の線が、GND
 ③グリーンと白がTxD、とRxD

しかし、注意が必要です。もしこれが単なるUSBの信号だとしたら・・・・ちょっとまずいかも。

7.USBコネクタに仕掛けはないか?
 もし、携帯側のコネクタには、回路はありませんでしたが、もし、USBコネクタ側にPL-2303の様なUSB⇔シリアルコンバータの様なICが載っていれば、そのまま活用できます。なぜなら、下記の様にUSBにシリアルコンバータが内蔵されている、コネクタを昨日見つけたからです。
http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=50040

8.PCにつないで反応を見

もし、このコネクタにコンバータが内蔵されているとしたら、このコネクタ単体をPCに接続した時点で、USBの機器の反応があるはず?

ところが、このケーブルを接続しても何の反応もありません。

9.ドライバを入れてみる
このコネクタのドライバと思われるものを探してドライバを入れてみました。ところがこれもまた、反応がありません。

10.CDMAコネクタの解析
これは困りました。やはりUSBコネクタを分解して中を調べるほかは無いでしょか?もし、コネクタ単品でしたら、どうせ使用不可ということであきらめも付きますので、やってみましょう!。みんなの為に人柱・・・・。

 

11.コネクタの中はこんな感じ

 1)USBコネクタのハウジングをカッターで削る
 モールドのハウジングをカッターで削ると、USBコネクタが見えてきました。こうやって見ると、ちょっと普通のものより長い気がします。もしかするとこの中に回路が・・・・
  

 2)金属のケースをこじ開ける 
もうここまでくると後戻りは出来ません。金属のケース部をこじ開けて見ることにしました。中はまたプラスチップモールド部材で固めてありますね。

 3)配線でした。
 最後まで見ると、何も入っておらず直接USBコネクタに付いていたようです。


<結論>
auの最新のCDMAケーブルは、単なるUSBI/Fでした。今思うと、このケーブルを使って、I-COM用の通信ケーブルを製作しなくて良かったです。通信ケーブルでは、TxDとRxDを一つにまとめるため、これがUSB直結であれば、PC側のUSBI/Fを破壊させてしまったかもしれません。
また、これで、携帯のケーブルには諦めが付きましたので、別の方法を考えたいと思います。Tomの興味は尽きることがありません。