こんばんは、Tomです。日曜日にゴルフの練習場を整備しましたので、今朝も6時から7時まで、ゴルフの朝練を実施。お陰でブログの記事アップの多ミングは、夜の作業になってしまいました。しかし、朝に早起きして運動するのはとても気持ちがいいですね。体は健康になるし、気になる血糖値は下がるし、体重も下がるでしょう。これで、ゴルフが上手くなれば万々歳なのですが、流石にゴルフだけは上達しませんね。でも、最近やっと少し判りかけてきたところもあるので、今年は頑張りたいと思います。
さて、今日の記事は、KENWOODの2mオールモード機のTM-255の修理の記事です。この無線機は、車に使用していますが、操作部が本体と分かれる為、大変重宝しています。
さて、今回の故障の症状は、送信中にノイズに埋もれ、変調が乗らなくなるという物。これは、お友達のゴルフさんに定年祝いに差し上げたTM-255と同じ症状でした。従って、原因は既にわかっていますので、早速修理に取り掛かかりましょう!
4)基板が取り外せました
2.ハイブリッドIC基板のバラシ
故障の原因は、このシールドケースの下にあるハイブリッドICの半田不良です。早速バラシましょう。
1)シールドケースの取り外し
シールドケースのハンダ4ヶ所を取り外し、シールドケースを取り外します。
ハイブリッドICが出てきました。このハイブリッドICは、同じものが2枚重なっています。今回は面倒なので、1枚の基板だけ外します。
3.ハイブリッドICの再ハンダ
ハイブリッドICが取り出せましたのでこれらの基板の再ハンダを行います。
1)基板の表側のTTL関連の再ハンダ
まずは、表側のTTLフラットIC関連と、チップ抵抗、コンデンサの再ハンダを行います。これは部品が大きいので全く問題なし。
2)基板の裏側のフラットIC再ハンダ
次にひっくり返して40ピンフラットICの再ハンダを行います。これはICのピッチがかなり狭いので、一苦労です。でも、Tomにとっては、まだ許容範囲内です。
3)フラットICの洗浄
半田付けが終わったら、ハイブリッドIC基板をエレクトロニッククリーナーで洗浄します。
4)2枚目の基板の再ハンダ
ハイブリッドIC基板は、取り外しがめんどなので、2枚目の基板は表面のみ、基板に載っている状態で半田付けします。
4.ハイブリッドIC基板の組み付け
1)ハイブリッドIC組み付け
ハイブリッドICを組み付けます。
2)洗浄
ハイブリッドICが組み付いたら、メイン基板をエレクトロニッククリーナーで洗浄。
5.動作確認
すべてが組み上がったら、最後は動作確認です。
1)ゴルフさんの無線機の操作パネルを移植
Tomの無線機の操作パネルは、車にしっかりと固定されているため、操作パネルなど一式をゴルフさんからお借りしました。
これを今回の修理機に移植します。
2)動作確認
次に動作確認を行います。ハンディー機で音声をモニタしました。
3)出力も確認
出力は、SW計で測定しました。問題なしです。
やはり、以前に修理していると、故障の原因などが瞬時に判断できて、解決が早いですね。