クリスキットの基板を用いたパワーアンプ(P-35T)の修理 ―その2―

皆さんこんばんは、Tomです。本日は台風が近づいていますね。お気をつけください。

さて、クリスキットの基板を用いた自作パワーアンプの修理は、今回で第2弾です。前回は想像もつかなかった電源スイッチの接点不良で、電源が歪んでおり、それが音に大きく影響しておりました。その時トランスが原因かと思い、はずみでスイッチング電源(24V、4.8A)を2個購入してしまいました。その後、原因は電源トランスでは無く、電源スイッチであったのですが、時既に遅し、3日後にはスイッチング電源が自宅に届いていました。今回はそれを取り付けする記事です。

1.スイッチング電源
 スイッチング電源は、ヤフオクで新品(1500円)を2個購入。このスイッチングで電源で1500円ですよ〜。考えられません。
 Tomは、前から一度スイッチング電源でパワーアンプを作りたいと思っていたので、今回の機会は、ちょうど良かったと思います。

2.現状の電源を撤去

まずは、現状の電源を取り除きます。

取り除いたら、結構広いスペースが生まれました。

3.スイッチング電源を仮配置

 広々とした場所に、今回購入したスイッチング電源(2個)を仮配置してみます。
 ちょっとギリギリですが、なかなかサマになっています。

4.配線

 今回は、24Vのスイッチング電源を2購入しました。これを2つ繋げて、中点をGNDにして、±24Vの電源にします。配線は短いので、DIYから電源コードを買ってきてもう一度やり直しです。端子きちんと圧着端子を使用します。圧着端子を使用すると信頼性が高まる気がしますね。そして、電源をはすず時も、簡単に外せますのでとっても便利です。

すべての配線を完了しました。こうやってみると、電源ハーネスが多いこと。

5.電源電圧を見てみる
電源電圧をオシロとテスターで見ると、20Vしかありません。何?不良品ではないの?でも2つとも壊れているのはちょっと変です。ヤフオクの解説を見ると、100Vと200Vの切り替えが出来るようになっているようです。
Tomは『そうか!、これは中国製なのでデフォルトの設定は200Vなんだ〜。そこに100Vを突っ込んでいるので、2次側の電源が24Vではなくて20Vになっているのに違いない!』と思いました。

案の定、シールドケースを開けてみると、100Vと200Vの切り替えがあり、スイッチは200Vを指していました。それを、100Vに切り替えて電圧を測ってみると、きちんと24V出ていることを確認しました。



まずは一安心です。