YAMAHA A-6aを基にした自作プリアンプの宿替え  ―その3―

おはようございます。Tomです。今日は、朝からすこぶる天気がいいようですね。まるで梅雨が明けたようなお天気です。東北の梅雨明けも近いですね。

さて、先日から始まったジャンクのYAMAHAプリメインプA-6aを使用した、プリアンプの製作ですが、今回で3買い目を迎えました。前回までは、アンプのメインアンプ基板や電源をごっそり抜いた状態でした。その後、タンノイのスピーカー修理等があって、脇道にそれてしまいました。今日は、少し元に戻しこのアンプのレポートをしたいと思います。

1.もとの自作プリアンプから部品を抜く
 宿替えの準備はほぼ完了しましたので、今度は、元の自作プリアンプの部品を取り出します。以前のアンプは下記写真にある様にKamaさんから頂いたMARANZのプリメインアンプの筐体を使用していました。でもこれ内臓物の割には筐体が大きくて大変なんですね。

 1)中はこんなにスカスカ
  こんなに大きくても、入っているのはNote PCのスイッチングレギュレータを利用した電源と自作プリアンプ(フラットアンプ)基板、セレクタ、ボリューム、端子基板だけなんです。だからこんなにスカスカです。
 

 2)自作のプリアンプ(フラットアンプ)
 これが、自作のプリアンプです。プリアンプと言っても、OPアンプ2個のフラットアンプです。でも、これ、載せるオペアンプで音がガラリと変わりますので、馬鹿に出来ません。これまではNMUSEs02を2個搭載していました。なかなかですよ〜。今回は別の試したいOPアンプがあるのですが、現在の電源では高すぎます。そこで、電源も変更することにしています。

 3)自作プリを根こそぎ取り出す
 いよいよオペ開始です。オペアンプの基板だけにOP開始なんちゃって・・(笑)。


4.新しい宿の構想
 部品が揃ったので、新しい宿の構想を開始します。

 1)電源
 電源は、ヤフオクで新品の12vスイッチングレギュレータ(1個800円)を2個購入しました。これは、P-35Tのメインアンプをモディファイしている時に、スイッチング電源に変更しましたが、ついでに購入したものです。
 これを2個使用して、±12Vの電源を作ります。

 

 2)全体のレイアウト確認
 取り出したプリアンプ基板と、電源を載せて、全体レイアウト確認します。全体レイアウトと言ってもこれしか部品が無いので、筐体を移動してもスカスカです。
 今回も、端子基板は流用します。VRは本来別のアンプに使用していたアルプスの高級品を使用したい所ですが、摘みが合いませんので、仕方なくYAMAHAについていたものを流用します。それから、うまく行けば、MCヘッドアンプとイコライザアンプも流用することにします。


5.全面側の改造開始
 さあ、改造を開始しましょう!

 1)全面パネルの取り外し  
  前面パネルを取り外すために、まずはVRつまみ、セレクタつまみを取り外します。Tomはこの時代のYAMAHAセレクタ摘みが好きです。
 
 ツマミをとるとこんな感じです。

 
 これからしばらくは前面パネルを取り外して作業を行います。

 2)要らないMUTING、MAINDIRECT、DISCスイッチの基板を取り外す
 よく見たら、まだ要らない基板が載っていました。これはMUTINGなどのスイッチを切り替えるための基板です。これらの基板を外してしまいます。

  更にすっきりしましたね。

6.リアパネル側の改造
 次は、リアパネル側の改造です。リアの基板には、端子、セレクトの本当の切り替え部、MCヘッドアンプ、イコライザが載っています。これらをうまく使って行きます。

 1)出力端子への改造
 入力セレクタはそのまま使用しますので、これでいいんですが、出力は、TAPEの録音しかないので、この端子を使用して、出力にします。
 まずは不要なパターンを取り除きます。
 

 これで、入力は、PHINO、AUX、TUNER、TAPE1、TAPE2の5系統、出力はプリアウト2系統の改造が出来ました。

 

今日のところは、時間切れでここまでです。明日をお楽しみに!それでは行って来マース!