タンノイHPD-385のネットワーク箱製作 −その1−

こんばんは、Tomです。今年は、本当に暑い日が続いていますね〜。お体は大丈夫ですか?

さて、今日から3日間は、夏休みから少しずつ進めて来た、タンノイ HPD-385のスピーカーネットワークの箱の製作記事です。スピーカーBOXをSuper Red Monitorに変更してから、下記の写真のように、ネットワークはむき出しでスピーカーの上に載せていただけでした。これではネットワークも可哀想です。そこで、暑くて外に出るのも嫌でしたが、せっかくの夏休みを利用して、少しずつネットワークの箱を製作してきました。その記事を3回に分けてレポートしますね。

1.材料選定
 まずは、ネットワークの箱の材料の選定です。枠の板は、以前スーパーツイーターの制作にも使用した、白木の板です。この板がもう一枚余っていましたので、それを使うことにします。
 

 それから天板です。天板は、美味しいそうめんで有名な『揖保の糸』の蓋と底板を使用する事にしましょう。

底板はなんでもいいので、薄いベニヤ板を使用することにしました。

2.枠材のカット
 ネットワークの大きさから判断して、その材料分を2台分をカットして行くと、なんと残ったのはたったの100mm。ほぼピッタリの大きさです。ホント偶然ですね〜。

3.枠の制作

 1)木ネジの下穴開け
 枠材をカットしたら、いよいよ枠材の組立です。でもその前に、木ネジが止めやすいように、下穴を開けます。

 

 2)木ネジのメクラ穴開け
 次に木ネジの頭より大きなサイズのドリルで、木ネジの頭のメクラ穴を開けます。

 3)枠の組立
 さあ、枠の組立てに取り掛りましょう。
 まず、枠の片方に木工ボンドを塗布し、次に木ネジで固定しました。その木枠を半日くらい置くだけで、後は、立派な木枠になりました。もちろん木ネジのネジ穴には、木製パテをすり込んであります。

4.天板の貼り付け
 天板(正面パネル)は出来るだけ木ネジを使いたくないので、木工ボンドを塗布し、墓石の切り端をその上に錘としてその木枠+天板の上に乗せて一晩乾かしました。

5.ネットワークの操作部の穴開け
 枠と天板が出来たら、次はメットワークのパネル部を出す為の穴を開けます。


 1)型紙の制作
 まず、ネットワークパネルの突き出し部は、箱の表面から出ることが望ましいです。
そこで、現物から型紙を製作しました。

 2)穴のけがき
  型紙を利用して、穴の形状を天板にけがきます。
 

 3)要所の穴開け
  ジグソーの刃がうまく動けるように、ドリルで要所に穴を開けます。

 4)ジグソーで穴開け
 1つは、なんとかうまくいったけど、もう一つは、手が滑って少し歪になりました。
 でも、それも素人っぽくてご愛嬌ですね。

6.サンダーで仕上げ  
 ジグソーで穴を開けた後は、天板を側板をサンダーで仕上げます。

7.仕上がりはこんな感じ

今日のところは、ここ迄です。明日は塗装に入ります。