おもしろプレイヤーの製作 −その1−

こんにちは、Tomです。本日は三連休の二日目。本来は、町の運動会があるはずでしたが、昨夜からあいにくの雨で今朝方中止の連絡がありました。そんな訳で、カミさんは昨日から旅行で不在だし、Tomの予定もキャンセルとなり、丸一日時間が出来てしまいました。そんな訳で、もったいないですが、音楽を聴きながら昨日まで実施していたおもしろプレイヤーの製作記事を書きたいと思います。

さて、今回の三連休でやっておきたかった事、それは、ウォシュレットの修理とおもしろレコードプレイヤーの製作でした。ウォシュレットに関しては、昨日終了しました。
レコードプレイヤーに関しては、先日から少しずつ進めていて、この三連休の最終日にでもと思っていたのですが、昨日のウォシュレットの修理の合間に出来てしまいました。

1.おもしろプレイヤー製作の動機
  この、おもしろプレイヤーを製作するキッカケとなったのは、実は今年の夏、このブログをご覧頂いている、Kimさんからフォノモーターとトーンアームを頂きました。
 この方とは、LINNの接続に関して、メールのやり取りをさせて頂いておりましたが、何回かメールのやり取りをしている時に、Kimさんが物置の整理をされていたら、昔のフォノモーターとトーンアームが出てきたとの事で、使用しないのでもらって欲しいとのこと。それから、これを使用して製作記事を書いてくださいとの事でした。
 Tomは早速製作に取り掛かりたかったのですが、今年の夏はさすがに暑かったので、とても作る気になれません。最近、やっと涼しくなってきたので、重い腰がやっと上がったという訳です。

http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20120827/1346067884

2.構想検討
 さて、どんなプレイヤーを作ろうか?Tomは考えました。まじまじとフォノモーター見たところ、このフォノモーターは、高さがある(約100mm)ので、真面目に板を重ねて行ったら、相当の枚数が必要ですね。24mmの合板でも5枚は必要ですね。しかもフォノモーターだけでも結構重いのに、板をそんなに重ねたら総重量はかなりのものとなり、それを受けるためのインシュレータがかなり高価な物となってしまいます。


何かいいアイディアはないものか?Tomは考えました。そしたら、目の前にいいのが有りました。
それは、スーパーレッドモニタになるまで使用していた、スピーカーの台です。これはコメリで1500円くらいで販売していて、板もキャスターもとてもガッチリしたものです。

以前のスピーカーを載せるのには非常に重宝していたのですが、今回のスピーカーの箱は、この台よりも大きいため乗りませんし、試しに乗せてみましたが、スピーカーが重すぎて床にキャスタの跡が付く事から、今年の2月頃から使用を辞めていました。これを使えば、ほとんどタダでプレイヤーが出来てしまいます。アームに関しては、以前MICROのプレイヤーのサブアームとして使用していたSAECのロングアームです。

試しにキャスター台の上にフォノモーターとアームを載せてみました。こんな感じで構想完了です。

2.フォノモーターの型紙を製作
 まずは、フォノモーターのカバー部の形状をトレースし、型紙を制作しなければなりません。

 1)カバーの取り外し
  トレースが楽になる様に、まずフォノモーターの下部カバーを取り外します。

 
 取り外すとこんな感じ

 2)型紙の製作
  ボトムカバーを型紙の素材に充てがい、トレースしてゆきます。
  型紙の素材となる紙は、お菓子の箱を使用しました。理由は、あまり厚くない割には、固くて良いからです。

 3)カット
  トーレースした線に沿って、型紙をカットします。

 4)固定穴のトレース
  カットした型紙をフォノモータにかぶせてみると、なんとピッタリです。
  次は、フォノモーター固定用の穴位置のトレースです。これには、細いプラスドライバを使用し、一発で穴を開けます。

4.キャスター台にトレース
 型紙が出来ましたので、その形状を土台となるキャスター台にトレースします。
 

5.キャスター台の切り抜き
 トレースしたフォノモーターの形状通りに、ジグソーで切り抜きます。

 出来ました!果たしてうまく納まるかどうか?

6.モーターをはめてみる
いよいよ、台を部屋に持込み、フォノモーターをはめ込んで見ます。
結果、切り抜いた板の形状はかなり良かったようで、殆どガタが有りませんでした。
おかげで固定用のビスも不要かなって感じです。
これは奇跡です。


本日は、ここ迄です。今回はかなり上手く行きました。このまま順調に進めばいいと思います。それでは、次回をお楽しみに!