マウスの修理

こんにちは、Tomです。今日は久しぶりに修理の記事です。修理といってもメンテナンスに近いものですが、マウスのメンテをご紹介します。

Tomが愛用しているマウスは、Logitechの物で、購入当時はちょっと高価なワイヤレスマウスでした。今は、ワイヤレスマウスなんて結構安いですが、当時は高かったし、電池も長持ちしませんでした。その中でこのマウスは優秀で、スイッチのON/OFFなしでも、自動で消費電力を抑え、結構長持ちします。
手にもしっくりくるデザインで、とても気に入っています。

ところが、最近左クリックのマイクロスイッチが接点不良を起こしていて、スイッチを押下してファイルを掴んでいても、勝手にダブルクリック状態になってしまい、勝手にファイルを開いたり、変な場所にファイルを落としてしまったりするので、非常に困っています。
そこで、マウスの修理をする事にしました。修理といっても、中を開けて、接点不良を直すだけですので、5分もあれば完了します。

1.電池を抜く 
まずは、電池の蓋を開け、電池を抜きます。
 電池の蓋の開閉ボタンは、マウスの底面にあります。

 コレを押下すると、下記の様に蓋が取れ電池が現れますので、電池を抜きます。ここまでは、通常の電池交換と同じですから別に特記することはありません。

2.マウスの取付ネジを探す 

マウスの筐体の上下を止めているネジを探します。大抵はマウスの滑りを良くするテフロンシールの下にあります。シールを捲ると・・・・ほら、ありましたね!

3.ネジは精密星型のネジ 
最近老眼になってきたTom。最初精密ドライバで回してみたが、なんか変。そこでルーペで覗くと、なんと星型ビスでした。しかも、こんな小さい星型のドライバあったけかな?と工具の引き出しを探してみたら、見つかりました星型の精密ドライバ。修理作業は簡単なんだけど、これがないと中を開けられないので、修理できないんだよね〜。やはり道具ですね。

4.早速開封 
ドライバも見つかったので、早速開封します。

 中はこんな感じ。まあ取り立てて書く事もありませんが、この2つのマイクロスイッチの左側の接点が不良なんですね。

5.接点不良を解消する 
修理は簡単。いつものエレクトロニッククリーナーを『シュッ』と吹きかけ、スイッチを何度もオンオフします。これで接点不良は解消します。

<あとがき>

久しぶりの修理でしたが、ものの5分で終了していまいました。修理後は、快適にマウスが使えるようになりました。PCとのユーザーI/Fは、なんと言ってもキーボードとマウスですから非常に大事です。今後どうしても左のクリックがおかしくなったら、スイッチを探すか、スイッチが見つからなかったら、使用頻度の低い右クリックのスイッチと交換して使い続けたいと思います。それだけ、このマウスは使いやすいマウスです。

<今日の2枚>
今日のレコードは、高中正義の『高中正義Ⅱ』とYAMAHAの非売品レコード『デジタルレコーディングセッションⅡ』です。どちらも”Ⅱ”なんて、偶然です。なぜなら、かなりランダムに選んでいるので、今回は本当に偶然でした。

1.『高中正義Ⅱ』  

高中正義は、日本のフュージョンギタリストとしては超有名です。(顔は中国人みたいな感じですが・・・)
 特に『JOLLY JIVE』を聴いた事がない人(若い人は別)はまずいないと思います。
 このアルバムは、高中のセカンドアルバムで、結構ノリが良いものばかりです。もう高中なんて聴くことはないんだろうな〜なんて思っておりましたが、久しぶりに聴いてみると、なかなかいいもんです。
パーソネルもすごくて、リー・リトナー(g)、ハービー・メイソン(ds)、松岡直也(key)、タワー・オブ・パワー(ホーン)等など、有名どころが参加しています。確か海外でレコーディングしたと思います。
実は、Tomがまだ高中を知らなかった頃(中学生の頃)、吉田拓郎が好きで、ギターを弾いたり、歌を唄ったりしていました。その頃に好きだったアルバムが『ライヴ'73』でして、そのアルバムのリードギターがとてもかっこいいーなぁと思っていたのですが、実はそのギタリストは、高中だったんです。懐かしいね〜。

2.『デジタルレコーディングセッションⅡ』

 おそらく、このアルバムを持っている方は、非常に少ないはず。なぜなら、このアルバムは、YAMAHAオリジナルの非売品だからです。こんなレコードを何故Tomが持っているか?実はTom自身どうやって手に入れたのか?忘れてしまいました。(決してボケたわけではありません。)
 このレコードは、当時としては珍しい、デジタルレコーディングで、45rpmの音質重視のモノです。これに参加しているミュージシャンもすごくて、リー・リトナー(g)、アーニー・ワッツ(ts)、ドン・グルーシン(ディヴ・グルーシンの弟です。ドン・小西とは関係ありません)、スティーヴ・フォアマン(per)等です。
これもなかなか、お宝です。しかし、デジタルなのに、音がYAMAHAの音です。
なぜか?中の解説書を見たら、みんなYAMAHAの楽器で演奏させられていました。(笑)
どうりで・・・・、ミュージシャン全員がYAMAHAの楽器を持ってセッションするとは、皿にお宝度が増しました。しかし、どうやってリー・リトナーに説得したのか?疑問です。