Fujitusuワープロの修理  −その8−

おはようございます。Tomです。昨日は、AKB48の総選挙が有りましたね。私は別にAKB48のファンではないのですが、結構面白かったので夕食を食べながら見てました。今年も大島優子かと思いましたが、中間報告でTopだった、指原がセンターを取ったようです。時代も変わりましたね。

さて、本題の、Fujitsuワープロですが、昨日はPSUの電源コネクタの根元のパターンが原因で、ウンともスンとも言わなかった、PSUが息を吹き返しました。
今日は、夕方からうちのカミサンが上京してくるので、その前に修理を終わらせようと、今朝は4時起きして、修理をしていました。
今日は、PSUを組立直し、ワープロに戻して確認します。

1.PSUの再組立て
 PSUは、MOS-FETの確認をする為に、放熱板を取り外してありました。まずは、放熱板にMOSーFETを取付けます。

 次に、放熱板ごとPSU基板に取付ます。FETの穴位置との関係が難しい。こんな組立は日本では絶対しませんね。やはり本来は、トランスを外すのが正解だったのでしょう。
 放熱板が取り付いたら、パワートランジスタを放熱板に固定します。


2.PSUワープロ本体に取付る
 PSUが組みあがったら、次は、ワープロ本体にPSUを取り付けます。これはタッピングビスで簡単に取り付けられます。

 そして、PSUの電源ハーネスをワープロ本体に取り付けます。

3.いよいよ火入れ

 さあ、いよいよ火入れです。緊張の一瞬ですね。まずは、負荷がかかった時の電圧を確認するので、キーボードやディスプレイは、まだ取り付けません。

 オシロのプローブを当て、スイッチオン!・・・・・・あれ?

 最初、電圧がかかるのですが、その後徐々に電圧が落ちてゆき、全ての電圧がゼロになります。
 これはおかしい!なんだか過電流保護回路が働いているようです。


4.再度、PSU単体で電圧チェック
 電源ケーブルを取り外して、無負荷状態で、電圧を確認してみると、一度、OVになったすぐあとは、電圧がかかりませんが、しばらく2分くらい放っておくと、また以前のように、電圧が掛かりだします。

5.メイン基板単体で動かしてみる。
 どこかで、過電流が掛かっているようです。そこで、大きな負荷となるプリンタとFDDを外し、メイン基板単体で動作させて見ます。

プリンタケーブルの取り外し。

FDDのケーブルの取り外し。

 これでメイン基板単体となりました。この状態で確認しましたが、やはりNGです。


6.基板の洗浄
 メイン基板の電源端子を確認しましたが、ショートはしていない様です。基板をルーペで確認したら、細かいホコリ等が有りましたので、一応、基板を洗浄することに。

 いつものマジックリンと歯ブラシで洗浄します。
 但し、バックアップ電池の部分に水をかけないようにします。

 直ぐにドライヤーで乾燥させます。


今日のところはここまでです。ドライヤーで乾燥はさせましたが、念のため、1日自然乾燥させます。
これで基板が直るとは思いませんが、一応、原因と思われるところはやって見なくっちゃね。修理は、何が起きているかわからない世界ですから・・・・・。それでは、また。