Fujituワープロの修理 −その11−

おはようございます、Tomです。このところ、週末は鎌倉に行ったり、那須に行ったりで、家でゆっくり出来ず、ワープロの修理もままらならい状況でした。でも今日は、特に予定のない土曜日です。そこで、行き詰っているFujitsuワープロの修理に着手しました。

これまでのあらすじ・・・・・・

症状は、全く電源が通電しない。
① PSU半導体トランジスタダイオード)は全て生きていた。
② 電解コンデンサの容量抜けも無い。
③ 一次側を調べると、電源ケールの根元のパターンが断線していた。
  補修すると、2次側にも電圧が発生。但し、正規の電圧がかからない。
  恐らく定格負荷がかからないためと推測。
④ メインボードに電源を接続。すると、最初だけ電圧が出て、直ぐにゼロに。
⑤ メインボードの電源端子の抵抗値を確認。ショートはない
  どこかレアショートして保護回路が働いている様に見える。
⑥ PSUに適当な軽負荷100Ωの負荷を取り付けてみる。しかし、電源端子電圧はパルスを放電した様な電圧にしかならない。

今日はここからの修理となります。


1.現状

  現状は、PSUの2次側に100Ωの抵抗をつけてみて、多少電流を流し、スイッチングが働くかどうかを確認したが、下記の様なパルスを放電した様な波形しか得られない。

2.5Vの負荷を大きくしてみる
 いらなくなった160Ωの抵抗を6本ほどパラにして、25Ω1.5wの抵抗を作り、PSUの5V端子につないでみた。

 その波形は、下記の様になり、なんだか予想は全く反した波形となった。

3.5Vの負荷抵抗を少しづつ軽くする

 ニッパーで2本づつ抵抗を切り、波形の変化を見る。
 すると、残り2本80Ωのところで、同じようなパルスを放電した様な波形になった。


ウーム。負荷を増やしても5Vの電圧がかからないですね。三端子レギュレータの問題か?もう、訳が解らなってきました。