ビクターVHSビデオの修理 −その2−

おはようございます、Tomです。今朝もずいぶん涼しい朝です。まだ7月だというのに、まるで8月の後半のような涼しさです。でも、なんだかんだ言っても、7月も後半ですからしかないのかも?
そう言えば、昨日の朝駅に着いたら、なんだか妙に空いていてびっくりしました。
いつもの高校生がTシャツ姿。そうか、もう夏休みに入ったんですね。

さて、今日の話題は、先日は始めているビデオの修理です。今日は信号線を追いかけて、どの基板のどのコネクタに接続されているのかを突き止めます。それでは、行ってみましょう!


1.リアのAV入出力ボードをバラす
 ビデオ出力の信号線が、どの基板に入っているかどうかを突き止めるためには、写真の指先にある、AV入出力ボードを取り出さなければなりません。一番奥にあるので、見にくいのです。

 1)リアパネルのビスを外す
 AVボードを固定していると思われる、リアパネルのタッピングビスを外します。
 でも、AVボードはビクともしません。

 2)リアパネルをはがす

 もうAVボードを固定しているビスはありません。もしかして、リアパネルの下にあるのでは?と思い、リアパネルの厚めのマイラー(化粧板)をはがしてみました。これは両面テープで固定されているので、後で両面テープで接着すれば元に戻ります。

 3)AV入出力ボードの取り出しに成功!

 リアパネルをはがしてみると、なんとリアパネルの両面テープの接着で、本体フレームとAVボードが固定されている事が判った!
 さすが、民生機器。面白いことをするなあ〜。恐るべし!
 ということで、AV入出力ボードは、無事取り出すことに成功!

2.経路を探す
 AVボードから出ている線の中でビデオケーブルと思われるハーネスを探し、それを追いかけてどの基板に入っているかを眼で追いかけます。
 そのあと、確認用にテスターを用い、ビデオ出力のピン端子と目星をつけたコネクタの導通を確認します。

3.基板のコネクタに印を付ける

 ここが、ビデオ出力のコネクターの場所です。一応忘れないように、白いテープを貼っておきましょう。
 それでも、コネクタの箇所が、一番アクセスしやすいTOPの基板でしたので、ほんと助かりました。これが底にある基板だったら、もう大変です。


ビデオの出力の基板とコネクタの場所が判りましたので、あとは後ろから追いかけてゆくことになります。さて、どんな展開になるのやら・・・・楽しみです。