ビクターのVHSビデオの修理 −その3−

おはようございます、Tomです。昨日は、早朝は非常に涼しかったのですが、会社に出勤するころは、すでに猛暑となり、とても暑かったですね。この朝の通勤が出鼻をくじかれちゃうんですね。まあ、頑張るしかないのですが・・・・・。

さて、ビクターのVHSビデオの修理が始まって、今回が3回目となりますが、最近は日常の炊事、洗たく、アイロンがけなどが有るため、修理の時間になると力がなくなり、すぐに眠くなってしまいます。だめですね〜、もっと頑張らないと。

1.出力信号にプローブを当てる。
 昨日は、ビデオ出力が出ている基板の場所と、コネクターの場所がわかりました。そこで、本日はそこにプローブを当て、出力信号をオシロで確認します。


 1)その前にオシロの準備
  その前に、TomのオシロはPCタイプのものです。先般、PCのHDDが夏の暑さで吹っ飛び、先週末に64bit版のWindows7SSDにインストールしたばかり、だからアプリソフトやドライバーを再度ネットからダウンロードしてインストールしなければなりません。
  ネットを検索すると、新たにWindows7に対応したとのことでした。しかも64bit版もOKです。さっそくダウンロードしてインストール。無事成功!

 2)ビデオ出力を見る

 先日の状態では、画像がまったく出ていなかったので、当然出力は出ないはずと思っていました。ところが、下記のように、ビデオの出力は出ているようです。
 実際に、PINジャックの場所でも同じ結果が現われていました。

 (すいません、オシロ画像ファイルをセーブしてませんでした。)

 3)実際に画像を見

  今度は、画像を確認します。ビデオのピンケーブルを液晶テレビに接続。
  すると、今回は、ちらちらながら、画像が出ているではありませんか。
  ビデオをONしただけとビデオを再生した場合では、明らかに違うし、ビデオの内容もかすかに確認できます。

  ① ビデオをONした状態

 

  ② ビデオを再生した場合

 

  やっと、依頼された方の故障の症状と同じ状況まで漕ぎ着けました。

2.基板を取り外す。

  さあ、いよいよこの基板の故障の原因をあたってゆくことになります。
 その前に、まず基板の清掃をしたいので、基板を取り出すことにします。

3.基板とハーネスにインデックスを付ける

 基板をきちんと取り出すためには、ハーネス全てにインデックスをつける必要があります。また、基板のコネクタNo.のシルクが小さいので、こちらにもインデックスシールを貼り付けることにしました。

 

 

4.基板をマジックリンで洗浄

 取り出した基板を洗面所に持って行き、いつもの様にマジックリンを吹きかけ、歯ブラシで洗浄しました。

あとは素早く、ドライヤーで乾かします。


これで、基板を追いかける準備は整いました。一晩基板を乾燥させたので、今日の夜に少しずつ追いかけて行きたいと思います。
お楽しみに!