レーダーの修理

こんばんは、Tomです。今夜は結構暖かいですね。今夜は暖房も要らないし、修理の仕事場でも過ごせるので、久しぶりに仕事場からの書き込みです。

さて、先々週の日曜日、Tomは東京までドライブして来ました。目的は、東京都内の道(首都高速ではなく下の道)を覚えるためと、ついでに秋葉原で部品を買うためです。

そこで、購入してきたのは、実はかなり古いレーダーに使用するリチウムイオンバッテリーです。
このレーダーは古くなり、バッテリーを交換しないと使用できないので、ずーっと使用していませんでした。
でも、こちらに持って来たアヴァンシアにはレーダーがなくちょっと不安ですので、仕方なくレーダーを復活させる事にしました。
まあ、最新式の取り締まりには対応していないかもしれませんが、バッテリーを交換すれば、また使用出来るのですから・・・。まさに、藁をもつかむ気持ちというやつですね。

さて、これがレーダーとバッテリーです。以前も同じようなレーダーのバッテリーを交換したので、多分このタイプで問題ないと思います。このバッテリーの価格は、なんと1000円です。高いですね〜。


1.バラシ
それでは、さっそくばらします。
底面のビスを4本取り除きます。
ところが、底面のビスを取り外し、中をあけると、基板は出てきますがバッテリーはありません。そうか、バッテリーは上から取り出すのか・・・。

2.上面の蓋のビスを取り外す
上面のバッテリーケースの蓋のビスを取り外し、バッテリーを取り外しました。
すると、あれれれ・・・・。電池の形状が異なります。
まあ形状が異なっても仕様は3.6Vのバッテリーですので、このスペースに入れば問題なしです。今回購入してきたバッテリーには、ステンレスの端子が溶接されているので使いやすそうです。


3.古いバッテリーのリードを切断する。
 コネクタ付きのハーネスは再利用するので、古いバッテリーのハーネスを切断します。

4.半田付け

さて、いよいよ半田付けです。当初、この端子が付いているのでそれに半田付けすれば、やりやすいと思っていました。ところが、この端子はステンレス製なので、全く半田付けが出来ませんでした。結局、ダイレクトにバッテリーに半田付けする事に。

5.バッテリーの取り付けと動作確認
半田付けは終了しましたが、バッテリーにダイレクトに半田付けした為、バッテリーのカバーが溶けてしまいました。そこで、本来は絶縁テープでぐるっと一巻きするか、または熱収縮チューブでカッコよくカバーするのですが、あいにくどちらも見当たりません。
仕方ないので、ガムテープを巻きました。少しカッコ悪いけど見えないので、まあいいでしょう?

さて、お次はいよいよ動作確認です。
半田付けしたハーネスを本体のコネクタに接続。
ピコッツ、ピコッツ、ピコッツという音と、LEDが光り、動作はOKです。


7.充電
さて最後は充電です。
このレーダーには、太陽電池が付いていて、ハーネスレスで使用できますが、最初は十分に充電してから使用します。
後は、明日まで充電すればOKです。



今回の修理の所要時間は、10分です。これで、またレーダーが使用できるのですから、良いですね。