おはようございます、Tomです。今日で五月の連休後半の3日目です。連日良い天気が続いておりましたが、本日は少し陰りが出てきました。さて、『Avanciaの改良計画』も、いよいよ『その8』となり、最終回になりました。
今回は、バックモニタを取り付けて完了となります。
1.液晶パネルの設置
まずは、液晶パネルの設置です。
液晶パネルは、今度廃車にするワゴンRに取り付けてあったものを再利用します。
1)取り付けイメージ
取り付けイメージは、こんな感じです。
2)サンバイザーを取り外す
現在のサンバイザーを取り外します。
3)液晶パネルを取り付ける
取り外したサンバイザーの場所に、液晶モニタ付サンバイザーを取り付けます。
取り付けはネジ2本で簡単です。
4)配線
配線は、例のごとくピラーを取り外しその中に隠します。
2.カメラの取り付け
次は、リアのハッチにカメラを取り付けます。
1)ハッチの内貼りバラシ
まずは、ハッチの内張りをバラします。内貼りをバラスことで、カメラの取り付け位置の確認、カメラの取り付け、配線が出来るようになります。
内貼りを固定している、ピンやビスを取り外します、
一気にエイ!と引き下げると、内貼りがはがれます。
2)取り付け位置の確認
次に、カメラを取り付ける位置を確認します。
Avanciaのハッチのハンドルは結構薄いので、カメラを取り付けるスペースが少ないのが難点ですが、何とか取りつきそうですね。
3)ドリルで穴開け
取り付け位置が決まったら、ドリルで穴を置けます。
4)パッキンを付ける
穴が開いたので、カメラを取り付けてみると、どうもハッチのハンドルにあたるようです。何らかのスペーサーが必要です。
DIYに見にいったら、水道のパッキンなどがありました。これを間に挟み込み、ハンドルとの間にスペースを設けます。
5)カメラの取り付け
いよいよカメラを取り付けます。
ナットは、ハッチの内側のとても狭いところなので、工具でナットを締めるのは難しいのですが、パッキンが入ることでナットのゆるみが少なく、何とか取りつきました。
3.カメラの配線
液晶パネルは設置したし、カメラも取りついたので、いよいよカメラの配線です。
これが一番大変な作業です。
1)車のリアゲートのモールを外す
まずは、車のリアゲートの内装をばらすために、モールを外します。
2)リアゲートの内貼りをばらす
モールを外すと、内貼りが外れるようになりますので、一気に『エイ!』と外します。
これで配線の準備が完了しました。
3)ワイヤーでハッチから本体へ配線のガイドを行う
ハッチから本体への配線を通すのが結構大変です。これを行うのはワイヤーです。
このワイヤーが狭い空洞を通り抜けてくれるので、そのワイヤーにハーネスをテーピングし、一緒に通すことで、配線が可能になります。
ハーネスは、ハッチドアからリアゲートのテールランプの後ろまで通すことが出来ました。結構大変でした。
4.バックランプから電源をとる。
ギアをバックに入れた時だけ、カメラと液晶モニタに電源が入るように、バックランプから電源を取り出します。
1)テールランプユニットを取り外す
バックランプの電源を取り出すために、テールランプユニットを取り外します。
テールランプユニットは、4本のナットで固定されています。これを外します。
テールランプユニットが出てきました。
2)バックランプの電源の取り出し
テールランプユニットの中のバックランプのハーネスからバックランプの電源を取り出します。
3)GNDの取り付け
テールランプユニットのGNDは、ユニットの近くに一点に集中して取り付けられています。カメラのGNDもここに取り付けます。
4)電源の接続
バックランプから取った電源をハッチの内側あたりの位置でカメラの電源ハーネスに
接続します。
これで、カメラの電源が取れるようになりました。
5.車本体へハーネスの這回し
1)ハッチから本体へのビデオケーブルの這回し
まずは、ハッチから本体へのビデオケーブルの這回しの仕上げです。
綺麗に這回せました。
2)車内のハーネス這回し
ハーネスは、先日のアンテナ線と一緒に、後部座席からステップの下を通り、運転席へ。
いよいよ、液晶のビデオケーブルとのドッキングです。
液晶への電源は、ビデオケーブルの中に仕込まれているので、そこから電源を取り出し、液晶モニタの電源に接続しました。
6.動作確認
配線は全て終了しました。
内貼りを戻す前に、カメラの動作を確認します。
エンジンをスタートして、ギアをバックへ!
映りました。大成功!
画像が空を映しているのは、ハッチが開いているからです。
あとは、剥がした内貼りを元に戻し、終了!
午前中で全て完成しました。お疲れ様でした。
これで、『Avanciaの改良計画』は一応終了です。
五月の連休は、これで結構楽しめました。