クラニシ アンテナアナライザー BR-510の修理 −その3−

こんばんは、Tomです。今日は、久しぶりに雨降りでした。まさに恵みの雨でしたね。Tomの庭のクラピアも喉を潤したことでしょう。でも、この雨で、雑草や筍もまた元気になるかと思うと憂鬱な気分になるのが何とも悲しい話です。

さて、今日もクラニシ アンテナアナライザ−の話です。前回は、ダミーロードの交換実験をして、何ともないことを確認しました。
今日はメーターに直接接続されている基板の交換実験を行います。

写真の左側の一番上の基板を交換します。

1.コネクタをはずす
 まずはこの基板に接続されているコネクタ3個をはずします。

2.動作品の基板と交換実験する
 動作品の基板と交換してメーターを確認します。

 結果、インピーダンス、SWRとも、故障品の状態と同じ状況です。
 
 

つまり、この基板は、シロですね。

3.臓物を取り出す
 クラニシのアンテナアナライザは、メーター付近の基板は、3層構造、ロータリースイッチ付近の基板は、1層です。このままでは、先に進めませんので、基板を全てケースから取り出します。

1)基板を取り外す

どんどん行きます。

もう、歯止めが利かなくなってきました。

 2)アンテナコネクタとメーターを取り外す。

 基板をすべて取り外したら、次は、同軸コネクタとメータを取り外します。



4.臓物をすべて接続して動作確認

 取り出した臓物を裸の状態ですべて接続し、動作確認します。
 

動作確認結果、取り出す前と同じ動作をしているので、大丈夫ですね。
ここから本格的な修理になります。

お楽しみに!