こんばんは、Tomです。今日はめちゃくちゃ暑かったですね、もう夏です。6月でこんなに暑くなったのでは、今年の夏は40度迄上がったりして。
さて、Tomのブログもいよいよ国際的になって来ました。海外のDaveさんという方からコメントを頂きました。
コメントの内容は、TomのプリアンプであるLINNのKairnのICの型番は何かという質問でした。
Tomは彼に対し、このICは、EPROMだから部品を購入しただけでは動きません。だから、LINNのサービスパーツを購入する必要があります。という旨の回答をしました。
そしたら今朝、またDaveさんからコメントが入り、LINNのロンドンのサービスに問い合わせたら、古い機種なので、もうサービスメンテナンスもサービスパーツも販売していないそうです。
大変ですね。
そこで、Tomはせめて部品の型番の情報だけでも教えて差し上げようと思い、家に帰りご飯を食べた後、Kairnのバラシに取り掛かりました。
1.これがLINNのKAIRN
これが、Tom愛用ののLINNのKAIRN(ケルン)です。このプリアンプは、新品で確か44万円するものですが、それをヤフオクのジャンクで2万円で購入し、必死の修理で再生したものです。この修理はとても大変でした。
2.カバーのバラシ
それでは、さっそくバラシにとりかかります。
1)外装カバーの取り外し
まずは外装カバーを取り外します。ビスは4本です。
中が見えてきました。しかし、なんでこんなのが40万円以上もするんでしょうね。
でも、音がいいんですよね。Tomの中では今の所一番です。
2)操作パネルを外す
次に操作パネルを外します。
でも、その前にフラットケーブルを取り外します。
次に底面のビスを外します。
2本のビスで簡単に取り外せます。
3.操作パネルのバラシ
いよいよ操作パネルのバラシです。
これがコントロール基板です。
2)自作基板を外す
以前修理した時の自作のユニバーサル基板を外します。
3)コントロール基板をはずす
いよいよメインのコントロール基板のねじを外します。ここは六角のスタッドを外すことになります。
4.ROMの型番を調べる
基板をひっくり返すと、EPROMが出てきました。
このEP-ROMのシールをカッターで剥がします。
EPROMの型番は、NM27C256Q 200です。
http://pdf1.alldatasheet.jp/datasheet-pdf/view/54285/FAIRCHILD/NM27C256Q200.html
5.元に戻し動作チェック
型番が判ったらすぐに組み付けをして、動作チェック。大丈夫ですね。
何せ、自作の基板は沢山のジャンパーハーネスがあるので、一個切れたら大変です。
うまく動いて良かった〜。
Daveさんにお知らせをしましょう!