Micro ターンテーブル DDX-1000の修理 −その4−

こんばんは、Tomです。今日も暑かったですね〜。6月末で来週から7月ですからね。そういえば、6月末といえば『ほたる』の季節です。今日は家族で『ほたるの沢』という蛍のスポットに行ってきました。幻想的なところで、とてもよかったですよ〜。

さて、昨日と一昨日は、Microのターンテーブルの壁にぶち当たり、ちょっと違う話題を書きました。その間、少し頭を冷やして考えていました。


1.調整ボリュームの謎??
 ここ2日間、これまで解析してきた内容を振り返りました。するとある矛盾があることを思い出しました。

 それは、45回転(正常回転)の時には、45回転の調整VRは速度に反応しますが、33回転の調整ボリュームには反応しませんが、33回転モード(異常回転)の時は、33回転の調整ボリュームにも、45回転ボリュームにも反応するのです。


2.リファレンス電圧の確認
 もう一度、リファレンス電圧を確認してみましょう!
 
 1)33回転リファレンス電圧 ON時の電圧
 

 2)33回転リファレンス電圧 OFF時の電圧

 

  
  
  ちゃんと電圧が変化します。

 3)45回転のリファレンス電圧 ON時の電圧

 


 4)45回転のリファレンス電圧 OFF時の電圧

 


 あれれ?? 45回転のリファレンス電圧は、OFF時も出っぱなしですよ〜。
 これでは、33回転の時も、45回転のリファレンス電圧が影響されますし、調整ボリュームも影響がある訳です。


3.45回転のリファレンス電圧を遮断する

 そこで、45回転のリファレンス電圧の影響をなくすために、リファレンス電圧のハーネスを切断します。


4.回転を確認する

 45回転のリファレンスの影響をなくし、33回転の動作を確認します。
 スイッチON!
 するとターンテーブルは、ゆっくりと回転しだしました。
 33回転の調整ボリュームで調整すると、きちんとストロボが停止しました。
 成功です!


これで、修理の目処が付きました。
後は、どうして45回転のリファレンス電圧が出っぱなしになっているかを探すだけです。
今日は、ホタルを見に行って遅くなったので、これくらいにしたいと思います。