海外からのお問い合わせ  −Final−

こんばんは、Tomです。今日は、朝からピーカンでお天気が良く気持ちは良かったのですが、暑かったですね。明日からは少し天気が崩れてくるようですが、肝心な土曜日は晴れてほしいものです。

さて、先日、海外のDaveさんからLINNのKAIRNの操作パネルの部品の問い合わせがありました。さっそく、KAIRNをばらして調べたところ、問い合わせの部品はROMでした。
なので、それは部品を買っただけではだめで、プログラムが必要だから、LINNのサービスパーツを取り寄せる必要がありますよ〜。と回答したら、LINNではすでにKAIRNのサービスは打ち切っており手に入る見込みがないです。というコメントを頂きました。

仕方がないので、TomはネットでROMを探しました。そしたら、若松通商で27C256を販売しておりましたので、何とか購入するる事が出来ました。

日曜日、ROMが到着しました。

中を開けると中古ながら結構綺麗なROMでした。

1.LINNのオリジナルROMを取り出す
 KAIRNからオリジナルROMを取り出します。ROMは操作パネルの基板についています。
 そこで、操作パネルをばらします。

 そして、マイナスドライバーでROMをソケットからはずします。


 これを、購入したROMの導電スポンジに刺します。

2.お友達にROMのコピーをお願いする

 さて取り出したROMと購入したROMを袋に入れて、お友達にROMのコピーをお願いします。
 秋月では、簡単なROMライターを3000円で販売しているようですが、このためだけに3000円のROMライターを購入しても、この先使用するかどうかは判りませんので、お友達にROMのコピーをお願いすることにしました。

 


3.ROMのコピー完了

 本日、お友達からROMが届きました。コピー完了です。


4.コピーROMの動作確認

 さっそく、コピーしたROMをKAIRNに取り付けKAIRNが正しく動作するかどうかを確認します。

  

基板にROMを取り付け、簡単に操作パネルを組み立てます。


そして、スイッチON!

 

きちんとインジケータが光りました。

リモコンでファンクションを変更すると、これもきちんと動作します。OKです。


5.正規のROMを元に戻し動作を確認する。

 今度は、オリジナルのROMを元に戻し、組み立てます。

 

 全て組み立て、スイッチON! インジケータが正しく光りました。
 リモコン動作もOKです。


6.発送の準備

 それでは、ROMの発送の準備を行います。
 発送するROMを導電スポンジにセットします。

 そしてアルミ箔で厳重に包み、静電気に影響が無いようにします。

 

最後に、ビニールの袋に入れて、完了です。これをエアメールで送ることにしましょう。


Daveさん、今週中に発送しますので、お楽しみに!
あなたのLINN KAIRNを復活させてください。