お盆の準備

おはようございます、Tomです。昨日は、暑かったけど、空気が乾いていたので、朝と夕方はは少しひんやりしいました。やはりお盆になると、朝晩の温度はかなり違いますね。

さて、一昨日は無線のお友達とゴルフ(芝刈り)を楽しみましたので、昨日は、草刈りと植え木の剪定とお盆の準備をしました。
Tomの家は、訳あって、14日から始まります。
そこで、13日はお盆の準備なのです。

前半は家の周りの草刈りをして、さっぱりした後、竹を切ってきました。
この竹で何を作るのかと言うと、お墓の花筒を作るのです。

1.竹を二節の長さに切る。

 取ってきた竹を二節の長さに切ります。
 

2.節の内側をカット
 次に節の内側を半分ずつのこぎりで互い違いにカットします。


3.節の間を分離する。

 のこぎりで竹の節の内側に半分ずつ対象に切り目を入れたら、竹を『エイッ!』と捻るか、節を叩く様にしてショックを与えます。そうすると節の内側が半分に割れます。

そうすると、2つの竹筒が出来上がります。

4.先を尖がらせる

 先ほど割ったところが地面に刺す足となりますので、今度はそこを尖がらせます。

 鉈(なた)を使い、竹の先に刃を入れます。

 すると竹の足は半円ですので、綺麗な尖がりが出来ます。

 

5.花筒の出来上がり

 同様の作業を8回ほど繰り返すと花筒の出来上がりです。
 


6.伊達植宗公のお墓の花筒作り

 Tomの家の祖先は、伊達正宗公の曾お爺さんの伊達植宗公の家来でした。今でも伊達植宗公の墓守をしています。
 お盆には、植宗公のお墓参りをしますが、その花筒は特別で、二段の花筒となっています。この花筒を作ります。
 材料は先ほどの二節の竹を使います。

7.節の間の中央に切り目を入れる

 今度は、節の間の中央にのこぎりで竹の半分ほどに切り目を入れます。

8.なたで花刺しの部分を作る

 次は切り目の10cm上か鉈で斜めに切り目を入れて行きます。
 こうすることで、二段目の花筒が出来ます。

9.先を尖がらせる
 最後に、地面に刺す部分の先端を鉈で斜めにカットします。

10.伊達植宗公のお墓の花筒の出来上がり!
 これで、植宗公のお墓の花筒の出来上がりです。

11.花筒の準備は完了!
 全ての花筒の準備は完了しました。

12.迎え火を焚く
 護摩を作り、迎え火を焚きました。
 

これでお盆の準備は万端です!