SONYのミニコンポの修理 −その1−

こんばんは、Tomです。昨日の夕方、ついに雪が降り、今朝起きたらうっすらと雪化粧でした。今年は冬将軍は、早いですね。もう冬タイヤですので、準備は万端です。

さて、昨日の午後、仙台の姉一家が遊びに来ました。旦那様が結構忙しいので、久しぶりにお会いしました。

なんか右手に抱えているのは、ミニコンポ。もしかして・・・修理?
やったー、修理の題材が増えて、Tomは大喜びです。
でも、昨日はハンディー機が直せなかったので、負のスパイラルの始まりです。ちょっと不安ですが、修理を引き受けました。

1.症状の確認
  これは、SONYのミニコンポです。一度に3枚のCDをストック出来、MDも付いていますね。症状を聞くと、CDモードの時にキュルキュルと音がして、CDが再生できないと言うことです。
 3枚ストック出来るという構造だけで、故障しやすいのです。

2.早速バラシ
 早速バラしましょう。

 1)外装カバーを取る。
 ミニコンポのバラシは簡単。外装カバーのネジを6本はずすと間単に中身が見えるようになりました。
  

 2)フロントパネルのバラシ
 次は、フロントの操作パネルユニットをバラします。これも、フロントパネルの爪の取り外しと、底部のタッピングビスを3本はずすと取り出せます。

 3)CDユニットの取り出し
 さあ、ここからが本番です。 

 本体ブラケットで固定されているCDユニットを取り出します。

 4)CDユニットのハーネスを取り外す。
 それと、CDユニットに接続されている、トレイなどを駆動するためのモーターのドライブ信号と、CDピックアップのユニットのフラットケーブルを取り外します。

 5)底部のブラケットのビスを取り外す
 そして、最後は底部のブラケットのビスを取り外すと、CDユニットを取り出すことが出来ます。

 6)CDユニットが出て来ました。


3.取り出したCDユニットを本体に接続し動作確認
 さあ、今度は取り射したCDユニットを本体と接続して、動作を確認します。

 CDがセットされていますので、操作パネルから1枚目のCDの再生の指示を出します。

ここできゅるきゅる音が出ています。
これは、おそらくヘッドユニットがきちんとセットされていない事。

手でヘッドユニットを持ち上げると、CDを認識し再生をし始めました。

4.トレイユニットにシリコングリスを塗布する。 
 ヘッドユニットがスムーズに動くように、トレイユニットのガイドレールにシリコングリスを塗布しました。

しかし、結果はNG。ヘッドユニットを持ち上げる力はありません。

5.CDユニットをバラす

ここまでばらして、まずはCD2枚を救いました。

しかし、このCDユニットは1つのモーターでメカを駆使してCDを取り出したり、3枚のCDを格納したり、CD再生の準備をしたりするので、デフォルトの状況が判らなくなってしまいました。
これから、CDユニットをすべてばらし、すべての条件を満たす組み合わせを再現しなくてはなりません。はたして上手く出来るかどうか?・・・・・・・心配です。