ノーベル物理学賞受賞の中村修二教授の講演を聴いてきました。

こんばんは、Tomです。今日の宮城県は、お昼頃から雪が降り始め、現在20cm位積りました。今シーズン雪はほとんどなかったのですが、2月を前にやっぱり来ましたね〜。明日は朝から雪かきです。

さて、今日は会社の代表で、2014年ノーベル物理学賞受賞者である中村修二教授の特別講演を聴いて参りました。

そうです、この方は青色LED発光ダイオード)を発明した3名の一人です。
このこの方のお陰で、LED照明やLEDバックライトの薄いテレビや大型ビジョンが実用化されたのです。この発明は、全世界にとって大きな進歩です。

今日の講演で初めて知った事があります。
青色LEDノーベル物理学賞の受賞者は3名で、日本のマスコミ報道では、天野氏と赤崎氏が青色LEDを発明し、中村氏がその量産化に成功したとされていますが、実は、天野氏と赤崎氏が発明した青色LEDの方法では光量が乏しく、殆ど使い物にならなものだったそうです。
それに引き換え中村氏が発明した方法は、高輝度LEDにするための方法で、これが現在のLED照明に使用されているものだそうです。

世界では、中村氏が青色LEDを発明したとされているのに対し、日本だけが中村氏は量産化に成功という報道になっているという事で、結構怒っていらっしゃいました。

Tomも電気技術者のはしくれとして考えると、それは怒って当然と思いました。
中村教授はその怒りをお酒にぶつけるのではなく、研究や発明にぶつけるのだそうです。
お酒にぶつけるTomとは違い、やはり中村教授はすごいですね。