こんばんは、Tomです。今日は暖かかったですね。朝から春の様な日差しで、通勤の車の中はポカポカでした。
さて、今日の話題は、先日修理した、ケンウッドの430 オールモード機 TM-455のメンテナンスです。なぜ修理と言わずメンテナンスと書いたかというと、壊れる前に未然防止の活動だからです。
これは、お友達のKumaさんのTM-455ですが、先日バックアップ電池の交換をした時、いつもコメントを下さるもう一人のTomさんから、液漏れする電解コンデンサの交換はしないのですか?というコメントを頂きました。Tomもこれまで、所有しているTM-255の電解コンデンサを交換してきました。そこで、今回の修理と合わせて電解コンデンサも交換することにしました。
1.さっそくバラシ
それでは、さっそくばらしましょう!
今回の電解コンデンサの交換は、フロントパネルだけなので、バラシは簡単です。
この写真の中央にある、4.7μFnoチップコンデンサがガンなんです。これが経年劣化で液漏れします。
2.コンデンサの交換
交換する電解コンデンサは、これです。4.7μF25Vの小さな電解コンデンサです。
これは、かなり小さいので、チップコンデンサの代替にもバッチリです。
3.動作確認
さて最後に動作確認です。
Tomの作業台には、DC12Vが簡単に引き出せる工夫がされています。
これでこの無線機は10年持ちますね。
今回のメンテナンス時間は、約5分で終了です。5分で寿命が延びるので、TM255/455を保有している方は、是非実施してください。