今晩は、Tomです。今日は昨日と打って変わって雨の日でした。少し寒かったですね。はやりこの時期は三寒四温なのですね。でも、3月も中盤から後半へ、そろそろ春ですね。
さて、今日の話題は、ヘッドフォンの修理です。ヘッドフォンの修理なんてあまり聞いたことないですよね。
実はこのヘッドフォン、昨年夏に購入したネットワークオーディオプレイヤーNA8005のおまけで頂いたヘッドフォンです。でも、殆ど使用していませんでした。そこで、2週間前、ピアノの練習用として娘にプレゼントしたのでした。しかし、プレゼントしてから3日後、カミサンが掃除の最中にこのヘッドフォンのケーブルをを掃除機で吸ってしまい、断線してしまったのでした。せっかくプレゼントしたのにガッカリです。そこで、今回はそれをきちんと修理することに。
1.ミニジャックの分解
それでは、さっそくミニジャックを分解しましょう。
1)カッターで切り目を入れる。
まずカッターで切れ目を入れます。
するとこのジャックは二重構造になっていて、表面はゴムの被服になっていて、その下はモールドで固めてありました。
2)モールドを取り除く
モールドプラスチックの部分をニッパーで取り除きます。
中身だけになりました。
2.ハーネスを切断
断線したハーネスを切断し、被服を剝きます。
3.はんだ付け
そして、ハンダ付けです。マイナス側を熱収縮チューブを被せています。
はんだ付けの後、熱収縮チューブにハンダ後手の腹を当て収縮させます。
4.動作確認
動作確認です。
ジャックを裸の状態で、ヘッドフォンに挿入します。
そして、iPhoneに接続して、動作を確認します。
動作はOKです。
5.いよいよ仕上げ
動作はOKでしたので、後は仕上げです。
今回は、ジャックの被服を剝いだとき、一番外側にゴムの層があったので、それを利用します。
ここに黒い色のホットメルトを流し込みます。
元のジャックのハウジングと同じような仕上げりです。しかも、ハーネスを引っ張っても断線したり、ハンダが取れたりしません。
これで完成です。
今回の修理は、わずか10分です。ホットメルト色々な修理にとても便利ですね。
皆さんも使ってみて下さい。最近は100均でもホットメルトガンを販売してます。300円くらいですけど。