東芝 ノート PC Dynabookの修理 −Final−

こんばんは、Tomです。今日は、朝は曇り空、昼は晴れ、夕方は雨と、移り変わりの激しい天気でした。もう少しで台風が3個もやってきます。出来れば来週は早めに上陸して、週末はお天気でいてほしいですね。


さて、先週から実施していたお友達のSugiさんのNotePC,東芝Dynabookの修理ですが、予測していたFETのショートを確認したら、全てのFETは白でした。なので、とうとう行き詰まってしまいました。

そこで、最後に駄目押しの確認をして、今回は終了したいと思います。

1.ACアダプタの最終確認
 前回、ACアダプタに負荷をかけて電圧を確認しましたが、負荷が足りないかもしれませんので、最後にもう少し負荷を増やして、ACアダプタの電圧を調べます。

 1)1kΩの抵抗を5本パラにする。
 先日は1kΩの抵抗を3本パラにして電圧が低下するかどうかを確認しましたが、今回は5本に増やして、電流値を上げます。5本束にしてから、はんだ付けします。

 2)負荷をかけて電圧を確認する。
 それでは、実際に負荷をかけて電圧を確認します。

  ① 無負荷:19.3V
 

  ② 負荷をかけた状態:19.3V
 

 結果、駄目押しの結果、問題なしです。

2.最後にもう一度FETを確認します。
 ACアダプターは問題ないので、最後にマザーボードの全てのFETをもう一度確認します。
 

やはり、ショートしているFETはありませんでした。

3.組み立てる

 最後の駄目押しの結果は、大丈夫でした。
 仕方ないので、組み立てを行います。

 1)底板を取り付ける
 

 ビスを取り付ける

 2)HDDを取り付ける
 

 3)裏蓋の下のビスを取り付ける
 

 
 4)裏蓋を取り付ける

 5)バッテリーを取り付ける

 6)完成!

<あとがき>

今回は、結果的にSugiさんのNotePCの故障の原因を見つけることが出来ませんでした。
Sugiさん、読者の皆様ごめんなさい。
後は、メーカーに修理の見積もりをして頂いてください。