自作フォノイコライザアンプの模様替え −その3−

こんばんは、Tomです。今日のお天気は、昨日に引き続き晴れの天気でした。残暑も今日まで。現在、台風が2つも近付いているので、明日からお天気は崩れるでしょう。

さて、今週月曜日から始まった自作のイコライザアンプの模様替えですが、今日はその3です。
今週末には完成させたいので、今日はなるべく進みたいと思います。

1.YAMAHAのトランスミッターのバラシ

 まずは、移植先のYAMAHAトランスミッターをバラしての中の臓物を取り除きます。

 1)電源トランスの取り外し

 2)周波数調整部のバラシ
  次に、リアパネルの周波数調整ユニットの取り外しです。

これは、リアパネルの黒いモールドのピンを取り外すだけで簡単に取り外せました。

 3)入力ユニットの取り外し
 最後は入力ユニット(ピンコネクターユニット)の取り外しです。これも周波数ユニット同様簡単でした。

 4)臓物取出し完了!
 これで、トランスミッターの臓物は取り出しました。

2.フォノイコライザアンプのロータリースイッチのバラシ

 さて次はフォノイコライザアンプの改造です。
 シャシー加工は面倒なので、出来るだけそのまま使用します。
 そうとなると、表と裏側のパネルに取り付けるコネクタやロータリースイッチの配線を再度行う必要があります。
 特にロータリースイッチは厄介です。
 そこで、まずは一番厄介なロータリースイッチをバラします。

 1)つまみを取り除く

 2)ロータリースイッチを取り出す

 3)ロータリースイッチの回路の確認
 ロータリースイッチについている配線をはずす前に、テスターを使用して、ロータリースイッチの回路の確認を行います。今回は、MCカートリッジ入力の部分に少し改良を加えたいと思いますので、その為に、ロータリースイッチの回路を確認しました。

 4)配線を切る
 ニッパでロータリースイッチにハンダ付けされているハーネスを全て切断します。

3.ロータリースイッチに配線を行う

 取出したロータリースイッチのハーネスや半田を取り除き、ハーネスをハンダ付けします。

1)シールドケーブル

 本当は、前回使用したCANAREのシールドケーブルを使用したかったのですが、このケーブルは既にマイクケーブルの延長ケーブルとしてキャノンコネクタを取り付けていますので、使用はNG。
 Tomの記憶では、確か細いシールドケーブルがあったような?と思い、パーツケース調べたら、ありました、ありました。それがこれです!

 

2)ケーブルを確認

 被服を向いてシールドケーブルの中身を確認します。

 シールドは、かなり密になっていて頑丈です。これはいけるかも!
 

 ところが、中心線の被服を向いたら・・・・・あれ?単線だ!
 これって、若しかして同軸ケーブル

そう言えば、昔、秋月で2.5DFVの同軸を購入した記憶が蘇りました。
 まあこれしかないので、とりあえずやってみるか・・・・。

3)同軸をロータリースイッチにハンダ付け
 とにかく、今日の予定は、ロータリースイッチにケーブルをハンダ付けする事ですので、同軸だろうと何だろうとハンダ付けを決行!
 

LRの一対のケーブルをハンダ付けするごとに結束バンドでケーブルを固定します。
これは、芯線が細い単線ですので、取り付けたケーブルが不用意に動くと、簡単に折れてしまうからです。
この作業を繰り返し、4対のケーブルをロータリースイッチに取り付けました。

これで、かなり先が見えるようになって来ましたね。
週末が楽しみです!