自作フォノイコライザアンプの模様替え −その7−

こんばんは、Tomです。台風15号と16号が近づいていますね〜。その影響もあり、宮城県のお天気もパッとしません。早く過ぎ去って欲しいです。Tomには雨は似合いません。

さて、イコライザアンプの模様替えもいよいよ大詰めです。
前回で移植の準備が整いました。
今回は、いよいよ全体の配線になります。

1.電源の配線
 まずは、全体を司る電源の配線です。電源はイコライザ用の+38Vの電源とMCヘッドアンプの電源±9Vです。

 1)100V電源の配線

   電源ユニットの配線は既にオリジナル段階で終わっていますので、今回は100Vの配線だけです。
 ① 根元の圧着

 ② 電源SWへ半田付け
 

 ③ 電源スイッチのハーネスを固定

  電源スイッチ部のハーネスは危ないので、チキンと結束バンドで固定します。

 2)DC±9Vの電源

 ①電池スナップへのハンダ付け

 MCヘッドアンプ±9Vの電源は、006Pの乾電池2個で供給します。MCヘッドアンプからフラットケーブルで延長し、スナップに半田付け。
 

 ② 電源スイッチへの半田付け

 続いて、もう一つあるトグルスイッチにプラス9Vとマイナス9VのON/OFFを行うための配線を行います。


 ③ 電池ボックス

 今後の構想としては、リアパネルに下記の様な電池ボックスを抱かせて、電池交換を簡単にしたいと思います。

これは100均で見つけたものですが、丁度006Pが2個入りますし、リアパネルの高さにもピッタリです。でも、後ろが出っ張るのがちょっと気になります。

 3)電源LEDの配線
 
 電源の配線が終わったら、今度は電源のパイロットランプとなるLEDへの配線を行います。

 ① メイン電源のLED
 

 ② ±9Vの電源LED

 このトランスミッターのケースはまるでTomのイコライザアンプの為に存在するかのように±9Vの電源スイッチの隣に、グリーンと赤のLEDが存在します。これで1個が+9Vもう1個が−9VのLEDとして使用することが出来ます。
 

オペアンプを抜いて、電源をON

  
きちんと±9Vが出てLEDも点灯しています。

 

2.リアパネルへの配線

 フロントパネルの配線は、ロータリーSW以外は電源とLEDですので、ほぼ終了。今度はリアパネルです。

 1)シールド線を全て通す。
 
 ロータリースイッチから来ているシールド、MCヘッドアンプからのシールド、そしてイコライザアンプの出力シールドケーブルを全てリア側に通します。この穴は、ピンコネクタの穴をそのまま利用しました。

 2)出力のピンジャックにハンダ付け

出力のピンジャックにハンダ付けします。以前は、2本のシールを使用していましたが、今回は1本で4本の信号線が入っているので、LR一本で対応出来ますね。
 

 3)入力のピンジャックにハンダ付け
 
 次は入力のピンジャックです。あらかじめ用意していた基板をカットしたピンジャックにハンダ付けします。

 4)MCヘッドアンプの入出力の配線

 MCヘッドアンプの入出力の配線はまだでした。これを行えば殆ど配線は終了です。
 

 5)配線の終了
  

 
3.いよいよ組み立て

 さあ、いよいよ組み立てです。なんだかワクワクしますね。

 1)リアコネクタの取り付け
 
 まずは、リアのピンコネクタをリアパネルに取り付けます。

 2)ロータリースイッチの取り付け

そして、ロータリースイッチをサブパネルに取り付けます。これで臓物は完成!

 3)フロントの化粧パネルの取り付け

いよいよフロントの化粧パネルを取り付けます。これらを全て木製のTopカバーの中に押し込めば終了です。

 4)組み立て完了!

 ① フロント側
 

 ② リア側
  

 ③ ボトムから

 

 なんだかこうやってみると、カブトガニみたいですね。

次回は、最終の動作確認です。
楽しみ、たのしみ!