突然のアクシデント  ーSONYの8ミリビデオデッキの修理ー

こんばんはTomです。今日は9月の最終日です。いよいよ明日から10月ですね。10月と言えばもう秋です。10月の朝は、太平洋側がお天気で、蔵王側が時雨れるので、結構虹が発生するんです。楽しみですね。

さて、みなさん、昔取ったビデオってどうしてますか?Tomは、家族の記録を撮った8mmビデオとデジタルビデオのテープを沢山持っています。早く別なメディアに移し替えなければならないのですが、なかなか出来ないんです。だから未だに8mmビデオのデッキは保有しています。

先週、Tomのお友達のObaさんより8mmビデオの記録ビデオをDVDにダビングしたいので8mmビデオデッキを貸してほしいとの依頼を受けました。

早速、Obaさんの家に8mmデッキを持ってゆこうと準備をしていました。
しかし、最近このデッキを使用していないのでノーチェックでお貸しするのはちょっと忍びない。そこで、お貸しする前にチェックをすることに。

早速、電源を入れテープを入れ、再生ボタンを押下!
ところが、デッキはウンともスンとも言いません。

これは、何かおかしい?と思い、テープの取り出しボタンを押下しました・・・・が、テープも出てきません。壊れてしまったのか?

このままでは、Obaさんにお貸しできませんので、修理に取り掛かります。

1.バラシ

まずは、ケースをバラシます。でも、このデッキはたったビス二本で止まっています。

簡単に外れます。

中は、こんなにシンプルです。そうだよね、ハンディカムとおんなじだもんね。

2.デッキの症状
デッキのユニットを見たら、テープがたるんだ状態で止まっています。ディスプレイを見るときちんと表示していますので、5Vはきっちり動ているけど、モーターなどのアクチュエータを動かす12Vがおかしのでは?と思いました。

3.電源コネクタを抜き際してみる

そこで電源コネクタを抜き差ししてみました。すると、コネクタを差し込んだ瞬間、ユニットが動き始めました。
        

テープの取り出しも出来ました。

4.実際に再生してみる
ここまで動くともう大丈夫です。さっそく再生をしてみます。
きちんと、ヘッドは回転し、なんだかきちんと再生出来そうです。

実際にモニタに接続して画像を確認します。

OKですね。写真はモザイクを掛けていますが、実際は綺麗に再生されています。

5.コネクタを清掃する。
ここのコネクタの接触不良であることが判りましたので、このコネクタを清掃します。
エレクトロニックスプレーを綿棒にスプレーし、綿棒でコネクタの接点を磨きます。

後は、コネクタの抜き差しを何度も行えば終了です。

これで明日はObaさんにお貸しできますね。

やはり、電気製品は使わないと駄目になりますね。
皆さん、電気製品はしまっておかないで時々通電しましょう!