電源ラインを綺麗にする −その13−

こんばんは、Tomです。昨日と一昨日は雨が降ったりして、肌寒い日でしたが、今朝は曇っていたけど、なんだか生暖かい空気でした。

さて、昨日は、雨の一日でしたので、家の中で電源ラインを綺麗にする活動の追い込みをしました。今日の記事は、昨日の記事の続きです。
今回は、昨日セッティングしたGNDプレーンに対し、各機器のGND線を接続する事と、電源ラインのホットとコールドの相合わせです。

1.CDプレイヤーのGND線の取り付け
まずは、CDプレイヤーのGND線の設置を行います。

1)電源ラインのホットとコールドを見分ける
このCDプレイヤーは、通常の平行線タイプなので、ホットとコールドを見分ける必要があります。そこで、電源ラインのホットとコールドを見分けるためにCDプレイヤーをバラシます。

中を見ると、白の部分がコールドですね。

それからコンセントをよく見ると、コールドにはきちんと印がついていました。

コールド側が分かったので、テープで印をつけておきます。

ノイズフィルターBOXのコンセントにもコールドに印をつけて、誤挿入を防止します。

2)アース線を取り付ける
本体のシャーシーに落とすためのアース線を取り付ける。

2.サンプリングレートコンバーターのアース線を取り付ける
 次に、サンプリングレートコンバーターのアース線を取り付けですが、電源コードはインレットタイプですので、コールド線の調査は不要です。
 まずは、中を開けてみます。

中を開けるとシャーシーにGND線を落とすポイントがありました。しかも、そのすぐ隣に穴があり、ここから線を外に出せることも分かりました。

ここにアースを線を取り付けます。

3.ネットワークオーディオプレイヤー(NA8005)
ネットワークオーディオプレイヤーもインレットタイプなので、コールド線の調査は不要です。

そこで、GND線だけ取り付けました。

4.プリアンプ(KAIRN)
LINNのプリアンプKAIRNもインレットタイプですので、コールド線の調査は不要ですね。
このアンプは先日からケースをあけて色々とやっていました。
このプリアンプには、GND端子がついているので、ここにGND線を取り付けます。

プリアンプまでのすべての配線とGND接続を終了しました。当然、ノイズフィルターもラックに入り、システムの一員になりました。まだカバーはしていないけどね。

5.一度ここで視聴
プリアンプまで対策したところで、一度パワーアンプに接続して音楽を聴いてみます。
結果、結構音がスッキリしましたが、まだもう一つの感がありますね。

6.パワーアンプにGND線を設置する。
最後に、離れているパワーアンプにもGND線を取り付けました。一応、パワーアンプ側にもノイズフィルターを用意していますが、まずはGND線のみ接続します。
            

その結果、劇的に音が改善されました。


高音が以前よりも張り出し、全体がクリアになりました。
日本酒で例えると純米酒純米吟醸酒になった感じですね。
でも、少し高音が出すぎているかな?
タンノイの上にあるスーパーツィータは要らない感じですね。
まだ調整が必要です。
これからの調整が楽しみですね〜。