電源ラインを綺麗にする。 −その17−

こんばんは、Tomです。今日は、日中暖かく、Tomの町では最高19.5℃になったそうで、小春日和の一日でした。こんな暖かい日が続くといいのですが、明日からまた天気が悪くなるようです。

さて、電源ラインをきれいにする活動も、いよいよ大詰めです。先日、グランドプレーンを作り、そのグランドプレーンからGND線を接続しましたが、通常の圧着コネクタだと、取り扱いが面倒です。そこで週末にパーツ屋に行ってバナナソケット、プラグを購入してきました。

これで、グランドプレーンから各機器へ接続する、GND線を製作します。

1.平型圧着端子を取り付ける
 まずは、グランドプレーンに取り付けるための平型圧着端子を取り付けます。

2.バナナソケットを取り付ける
 グランドプレーンからくる線の反対側には、バナナソケットをはんだ付けします。本当は圧着したいところですが、バナナソケットにはほとんど圧着タイプはありません。また中継のバナナソケットもあまり良いものがありませんので、今回は、固定型でかつ中継に近いものを見つけました。

これに熱収縮チューブを取り付けると、何となく中継タイプに見えますね。

これで、グランドプレーンからの線のセットは完成です。

3.中継から機器へのハーネスを作る
次に、中継から機器へ接続するハーネスを作ります。

1)バナナプラグの取り付け
 中継のバナナは今回このタイプを使用します。このバナナプラグは、安いわりにねじ止めでリードを固定することができますので、圧着に近いですね。

2)機器に接続する端子
 さて機器への接続ですが、ほとんどのハーネスは、平型圧着端子を使用します。しかし今回は、そのうちの2本をピンプラグを使用してみたいと思いました。このピンプラグはマイナス側だけを使用し、そこにGND線をはんだ付けします。これは、シグナルGNDに直接落とす感じです。

これで中継以降のハーネスも出来上りました。

3.グランドプレーンへの取り付け

さあ、それでは配線を行います。
まずは、グランドプレーンからハーネスを取り外します。

そこに先ほど製作した中継までのハーネスを取り付けます。前回、実はレイアウトを考えてハーネスを取り付けたのですが、その後、ラックのレイアウトを変えたので、今回は新しいレイアウトに合わせて、ハーネスを取り付けます。

4.機器への取り付け
今度は、中継から機器へのハーネスを各機器へ取り付けます。

5.レコードプレイヤー、イコライザへの配線
そして、最後は、ラックの真ん中にあるレコードプレイヤーと、フォノイコライザへGND線を配線します。

これですべての機器にGND線が接続されました。
これから、少しずつ調整をして行きます。
楽しみだな〜。