アイコムオールモード無線機 IC-275Dの修理 −その4ー

こんばんは、Tomです。今朝起きたら、うっすらと雪が積もっていました。約1センチくらいですね。これなら、除雪機は必要ないですね。今シーズン最も大きな寒波と言われておりましたが、

さて、先日から行っている無線機の修理ですが、昨日の記事ではマイクアンプには問題がありませんでした。マイクは問題なし、マイクアンプも問題がないということは、あとは、マイクコネクタからマイクアンプまでの間で問題があるということです。

1.フロントパネルをばらす
 早速フロントパネルをばらします。

 1)マイクコネクタをばらす

 2)つまみをばらす 

 3)フロントパネルを取り除く
 

2.コネクタ基板を取り出す
 次はコネクタ基板一式を取り出します。

 1)ヘッドフォンジャックを取り外す


 2)ボリュームの取り外し 

 3)基板の取り出し

3.なんと予想外の場所に問題が・・・・
 さて基板を観察します・・・・・ん?なんだこのフレキシブル基板は・・・・?

マイクコネクタに直接取り付けられているフレキシブル基板の一番外側のパターンが腐食してぼろぼろになってはがれているではありませんか?
そして、パターンの裏側も真っ黒になっていました。

このラインは、マイクラインのマイナスラインです
おそらくこれでしょう?

4.ジャンパー線を配線する
そこで、仮にジャンパー線を半田付けしてみました。

そして、送信してみると、モニターしていた無線機からTomの声が聞こえました。
やりました!成功です。

5.きちんと配線し組み立てる
ジャンパーで動作を確認しましたので、今度は細いハーネスをきちんと半田付けを行いました。

基板を元に戻し、組み立てして終了。

これで、不具合の1つ目をクリアしました。
明日は、出力が出ない不具合についてレポートします。
お楽しみに!