こんばんは、Tomです。今日はとても暖かい日でしたね。朝は曇っていたけど、なんだかもやっとするような気温でした。そして日中はとても暖かい日になりました。まるで、春ですね。
さて、週末に再開したDynaBookの修理、今日のレポートはその2です。昨日はマザーボードの取り出しまで行い、ブロードライザーを探しましたが、このモデルはすでにブロードライザーは使用せず、チップタンタルコンデンサに切り替わっているようです。
今日のレポートは、その後の状況です。
このモデルは、すでにチップタンタル仕様でした。でも、念のためにチップタンタルコンデンサを交換します。Tomの予測としては直らないと思いますが、万が一直ることを期待して。
これを取り除いて
これを取り付けます。
1.チップタンタルコンデンサを取り除く
まずは、470μFのチップタンタルコンデンサを取り除きます。
1)いつもの半田ごてで取り除く
まずは、いつもの30Wの半田ごてでチップタンタルコンデンサを取り除いてみます。ところが、熱容量が大きすぎて歯が立ちません。
2)とっておきの半田ごてを用意
いつもの半田ごてでは歯が立たないので、480度まで熱くなる温度制御が可能な半田ごてを用意します。これはお友達のKamaさんから3年前頂いたもので、今回初めて使用します。
この半田ごての温度をMAXにします。
3)部品をニッパで破壊
部品を取りやすくするために、チップタンタルコンデンサを破壊します。
こうするとプラス側とマイナス側に分割して部品を除去できるんです。
ほかの場所も同じ要領で除去します。
5)基板の処理
部品を取り出したら、次は不要なはんだの除去です。
その後は、基板の表面を洗浄します。これで、はんだ付けの準備完了です。
2.チップタンタルコンデンサを半田付けする
それでは、チップタンタルコンデンサを半田付けします。
1)極性を確認
チップタンタルコンデンサを半田付けする前に、まず、基板の極性をテスターで確認します。
2)チップタンタルコンデサを半田付け
3)ショートの確認
取り付けたコンデンサがショートしていないか確認します。
これで、チップタンタルコンデンサの交換は完了です。
次回は組み立てて動作確認です。