クラニシ アンテナアナライザーの修理 再び −その1−

こんばんは、Tomです。今日は仙台でも桜の開花宣言が出ました。でも午後からとても寒くなり、夜はまた冬に逆戻りです。花冷えですね。

さて、先日から行っていたDynaBookの修理は、一時休戦です。
そこで、その間にローカルさんから依頼を受けたアンテナアナライザーの修理をすることに。

このアンテナアナライザーは、クラニシのBR-510というものですが、これは以前Tomが修理したものです。その時のFINALの記事がこれです!

http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20121223/1356255937

この時の最終的な修理内容は、トリマーの接触不良で基本クロックが発信しておらず、その接触不良で直ったという結果でした。その後、一度も使用していなかった所、また動作しなくなったという事でした。Tomはおそらくトリマーが原因だと思い、軽く引き受けました。

1.動作を確認する
まずは、今回の動作不良の状況を確認します。

電源をONします。
最初は7セグLEDは消灯.

暫くすると、エラーのような表示が・・・

そして、最後は『8888888』の表示になります。

まさにこの症状は以前故障した時と同じ症状です。
Tomは、これは以前と同じ処置をすれば直ると思いました。

2.さっそくバラシ
早速バラシにかかります。

蓋が空きました。

3.接触不良を解消する
これ以上バラさなくとも、目の前にトリマーが見えていますので、これにパーツクリーナーを吹きかけます。

そして、すぐに精密ドライバを左右に回転させ接点不良をなくします。もちろんポジションは元に戻します。

これで、接点不良が解消し、クロックが発信するはずです。

4.動作確認
さあ動作を確認しましょう!

あれ?
回復しませんでした。

5.発信を確認する
そこで、本当に発信しているのかを確認しました。

やはり発信していないですね。

この状態で、トリマーに触れてみると・・・

すると、発信しました。

今回は、以前の故障とちょっと異なりますね。
でも、発信していない事が原因でしょう。
もう少し頑張ってみますね。