東芝 DynaBook の修理 −シーズン2:その12ー

こんばんは、Tomです。今日、宮城の南部の桜は、ついに満開となりました。今日も結構暖か暖かくなりましたからね。今週末の花見はピークでしょう!

さて、DynaBookの修理は、なかなか決め手がありません。一日の中で修理にかける時間もあまりない(30分くらい)ので仕方ないのですが、−その12−まで来てしまいました。

1.読者の方から情報を頂く
読者の『いちに』さんから基板のショート箇所を見つける為の情報を頂きました。

http://hamanako-kankou.uzusionet.com/turedure/pwb_short/pwb_short.html

この方法は、基板の電源ラインに100mVの電圧をかけ、根元から順に調べてゆくと、電圧が落ちた箇所が、ショートの箇所だというのです。
知らなかった・・・・。早速やってみよう!

2.基板に電源ハーネスを半田付け
まずは、電源ラインに100mVの電圧をかけるために、ハーネスを半田付けします。

3.電源を用意する
次に電源を用意します。
無線機に使用する安定化電源を使用し、ボリュームを一番下げてみます。
しかし、ボリュームを一番下げても、800mV以上あります。

そこで、10Ωの抵抗で分圧し220mVまで下がりました。

ここまで下げれば、何とかなるかも?

4.電源を取り付けて確認
電源ハーネスを取り付け、根元の電圧をチェック。根元は220mVで、大丈夫です。

しかし、根元からほんの少し離れたチップコンデンサの電圧を見ると、すでに0V。

その後、本当に一番最初のチップコンデンサで見ても0Vでした。
もしかして、ここ?

そのコンデンサを取り外しても、ショート状態は変わりません。
ちょっと混沌としてきました。