東芝 DynaBook の修理 −シーズン2:その13ー

こんばんは、Tomです。今週末は、今日の日中まで暖かい日でしたが夕方から、また寒くなりました。明日の朝はかなり寒くなり、天気予報では、明日の朝は雪が舞うとのことです。

さて、一昨日近所の方にご不幸があり、今日はお通夜でしたので、その手伝いをしておりました。

でも、その合間を縫ってDynaBookの修理を行いました。
前回のレポートでは、電源委100mVの電圧を注入して、それでショート箇所を探すという手法を用いましたが、うまく行きませんでした。
さて、今度はどうなるのでしょうか?

1.チップコンデンサを交換する。
ショート箇所を見つける手法を行うためには、CVCC電源(定電圧、定電流電源)が必要なのでした。そんな電源はないので、仕方なく前回と同じように、一つ一つチップコンデンサを交換し、ショート箇所を探すことになりました。
でも、手持ちのチップコンデンサは、もうこれしかないのです。

ここでTomはちょっと考えました。同じ機種の同じ故障は、同じ故障個所にあることが多い、と思いました。前回一番最後に交換したチップコンデンサの場所から交換してショート箇所を確認することにしました。

2.チップコンデンサを外してみる。すると・・・
前回のマザーボードでチップコンデンサがショートしていた箇所からコンデンサを順次交換します。
チップコンデンサを取り外し、抵抗値を図ると・・・ビンゴ!無限大になりました。
ここがショート箇所でした。

ちなみに別のチップコンデンサを箇所の抵抗値を確認しても、無限大でOKです。やりました!
一発で大当たりです!これは直る望みはあるかも?

新しいチップコンデンサを取り付け、最後にもう一度電源ラインのショートを確認します。
OKです。

3.マザーボードを交換する
頂いたジャンクマザーボードのショートが直りましたので、このマザーボードを使用します。
PC本体からオリジナルのマザーボードを取り外します。

そして、前回取り付けたBIOS ICをまた元に戻しました。

 
頂いたマザーボードをノートPC本体に取り付けます。

ボトムカバーも取り付け、そしてHDDも取り付けました。

5.動作確認
さあ、いよいよ動作確認です。
マザーも別の物になりましたし、非常に期待出来そうです。
Tomはもう大丈夫だと思いました。
スイッチON!

あれ?
まだ画面が真っ黒です。
やっぱりだえなのかな〜?

外付けディスプレイも接続しましたが、やはりNGでした。

何だかなぁ〜・・・・・。
直ると思ったんだけど、ダメか・・・・。
あとはBIOSの書き換えしか方法はないようですね。