LINNのプリアンプ KAIRNの修理 −その4−

こんばんは、Tomです。今日は、13:20〜16:00の時間帯、宮城県南部一帯の8万5千戸が停電になりました。おかげで午後は仕事にならず、打ち合わせだけを行いました。変電所でケーブルをひっかける事故があった模様です。こうやって見ると人間は電気なしでは暮らせませんね。

さて、LINNのプリアンプKAIRNの修理もーその4−となりました。

今日は、入力に正弦波を入れて信号を追いかけます。回路図があれば楽なんですがね。

1.iPhoneのアプリで正弦波を入れる。
さて、AUXにiPhoneを接続し、1kHzの正弦波を入力します。このアプリは、とても便利です。
以前はオシレータを作って入力していたのですが、今はこれ一個で十分です。

2.アナログスイッチICの信号
入力から次にアナログスイッチに移ります。

3.I/OエクスパンダーとDAコンバータ
これはI/OエクスパンダーとDAコンバータです。I/Oエクスパンダーの出力がDAコンバータのアドレスとデータ入力に入っています。つまりこれでDAコンバータをコントロールしてるんですね。

4.DAコンバータの信号
DAコンバータの足を調べていたら、見事に正弦波をキャッチ!13番ピンと19番ピンでした。

DAコンバータのピンアサインを見ると、これはDAコンバータのVref入力なんですね。

そして、このDAコンバータの出力は、Ioutのピンで、出力は電流出力なのでオシロスコープでは確認できません。
この周辺のOPアンプなどを調べましたが、その後は信号を見つけることが出来ませんでした。
回路図は無い。そして、信号も追いかけられないとなると、あとはパターンを追いかけるしかないか・・・・・。