こんばんは、Tomです。いや〜、今日は朝から暑かったですね〜。出勤時すでに外気温は27℃になっていました。今日も日中は32℃くらいだったのでしょうね。この天気は、明日まで続くそうですが、明後日からは、また梅雨空に逆戻りです。残念!
さて、先日から実施しているONKYOのパワーアンプM-506RSの修理、今回はーその3−となります。前回の記事は、内部の埃を取り除いたのですが、38年の埃は、結構こびりついていました。そこで今回は、基板を中心に洗浄を行います。
1.リアパネルのばらし
リアパネル完全にばらさないと、基板にアクセスできないので、SPの配線を切断し、プリ入力の端子を取り除きます。
GND線を切断する。同様にSPの配線も切断します。
これで電源基板へのアクセスが楽になりました。
2.ボトムカバーのばらし
次にボトムカバーをばらします。
足もボトムカバーの固定に使用されていました。
これで基板の裏側にもアクセスが可能となりました。
3.電源基板をばらす
だいぶアクセスが楽になりましたが、もう一歩進めて電源基板単体を取り外しましょう。
電解コンデンサを固定しているカバーをばらします。
ハーネスを止めている結束バンドを切断します。
4.電源基板の洗浄
さあ、アクセスが楽になりましたので、パーツクリーナーと歯ブラシで電源基板を洗浄しましょう!
狭いところは綿棒を使用してゴシゴシと汚れを落とします。
だいぶ綺麗になりました。
本当は、全部取り出して洗面所で水洗いしたいのですが、電源の配線がべったりとはんだ付けされているので、今回はこの程度で我慢です。
5.トランスとシャーシーを洗浄する
せっかくですので、トランスとシャーシー、ヒートシンクを洗浄します。
1)トランス
トランスは、マジックリンと歯ブラシでゴシゴシと洗浄します。
2)シャーシー
シャーシーも同様に洗浄します。
3)ヒートシンク
ヒートシンクは、綿棒にマジックリンを染み込ませ洗浄します。
6.基板のはんだ面の洗浄
基板をひっくり返して、はんだ面を洗浄します。
7.配線を固定
最後に配線を結束バンドで固定して、電源基板回りの洗浄は終了です。
次回は、フロントパネル回りを洗浄します。
お楽しみに!