ONKYO Integra M-506RS −その18−

こんにちは、Tomです。今日は、朝から30℃でとても暑い週末になりました。今日から仙台は七夕まつりになります。例年、七夕はお天気が悪いのですが、今年はお天気でよかったですね。でも、ちょっと天気が良くぎて暑い七夕祭りになりました。

さて、Onkyoパワーアンプの修理、今日で18回目になりました。今夜は仙台の義兄と甥、私と息子の4人で、『男の飲み会』を行います。今日のテーマは、息子の就職内定祝い会です。
そんな訳で、今日の記事は、お昼に書いています。

昨日は、リレーの洗浄を行いました。一つリレーの不具合を見つけましたので、とても良かったです。おかげで、音も良くなりました。

本日は最後の調整、パワートランジスタのアイドル電流の調整です。

1.アイドル電流の調整方法
アイドル電流の調整方法は、先日ゲットしたサービスマニュアルで確認します。

結構シンプルなマニュアルですが、この中に、アイドル電流の調整方法、歪み調整、パワーメーターの調整方法が書いてあります。パワーメーターは調整済み、そして歪み調整は、歪み測定器がないので断念。というわけで、残るはアイドル電流のみです。

このマニュアルによると、計測端子の電圧が電源投入3分後10mV、5分後に14mVになるように調整しなさいと書いてあります。

2.Lチャンネルのアイドル電流調整
まずは、Lチャンネルのアイドル電流を調整します。
基板の測定端子(VCT、IID)にワニ口クリップを挟み、テスターで電圧を計測します。

1)電源投入後:3分経過

おおー!きちんと10mVになっています。

2)電源投入後:5分経過

こちらも14mVになりました。これは調整の必要がありません。

3.Rチャンネルのアイドル電流調整
同様に、Rチャンネルのアイドル電流を調整します。

1)電源投入後:3分経過

これもきちんと10mVになりました。

2)電源投入後:5分経過

こちらは、Lチャンネルに比べ、上り方が遅かったですが、きちんと14mVになりました。

これで、アイドル電流はOKであることが分かりました。
この分で行くと歪み調整もおそらく問題ないと思います。

本日は、これから車で仙台に向かいます。
途中のパーツ屋さんで昨日問題だったリレーを探してみます。

12Vのリレーで4回路12接点のリレーです。
そうだ、途中でお友達のKamaさんのところにもあるかどうか聞いてみましょう!