YAMAHA スピーカーNS-1000Mの修理 −その1−

こんばんは、Tomです。今日は連休5日目。今日もお天気です。でも、ここ2、3日は朝晩だけでなく、日中も酷暑という感じではなくなりました。やはりお盆になると秋の気配を感じますね。

さて、今日はお盆になって2日目です。午前はごあいさつ回り、午後は来客対応などで結構忙しい日でしたが、その合間を縫って、今日からYAMAHAのスピーカー、NS-1000M(通称センモニ)のレストアを始める事にしました。

1.スピーカーの音の動作を確認する。
それでは、早速NS-1000Mの動作の確認を行います。

1)右のスピーカーの音を確認する。
スピーカーの状態を一本ずつ確認します。ここでは音が出るかの確認なので、最小限の構成で確認します。確認に使用するのは、いつもの自作デジタルアンプとiPhoneです。これは、手軽に音を出せるのでとても便利です。

配線はたったこれだけです。

① ウーファー(低域)
ウーファーは、固着が心配でしたがどうやら大丈夫のようです。

② スコーカー(中域)
スコーカーも大丈夫です。

③ ツイーター(高域)
ところが、ツイーターは聴こえません。

スコーカーのアッテネータを絞ってツイータを聴き易くしてみましたが、やっぱり聴こえませんね。これは、若しかすると、スピーカーが逝っているかもしれません。ちょっと残念です。

2)左のスピーカーの動作確認
今度は左側のスピーカーの動作確認です。

① ウーファー 
こちらも固着がなく、OKです。

② スコーカースコーカーも大丈夫です。

③ツイータ
そして、ツイータです。結果左側のツイータも音が聴こえません。もしかすると、どちらも同じような原因でスピーカが飛んでいるような感じがします。
ちょっと残念です。

2.外観の確認。
最後に外観の修理の箇所の確認です。

1)ウーファーのパンチングメタル
まずは、ウーファー。パンチングメタルは、錆びていますね。これは錆を取り除き再塗装が必要です。

それから、スピーカーのフランジの錆もかなり有りますので、錆取りが必要です。

2)スコーカーのパンチングメタル
このスピーカーは東日本大震災の時に倒れたそうです。その時に、スコーカーのパンチングメタルが変形しています。
これも取り外して、成型し、再塗装が必要です。

3)スピーカーのボディー
左側のスピーカーの上部の右角は潰れています。これは、東日本大震災の時に倒れた時に角がつぶれたのだと思います。

これは、エポキシパテで埋めて、角を作ります。

これで確認は終了です。
明日からお盆も一段落しますので、本格的にレストアに入ります。
一番気になるのが、ツイーターの音が出ない事です。
もしかすると、大手術になる可能性がありますので心配です。
次回をお楽しみに!